創作人形も興味があります！！

　自分がフィギュアが好きな原点として、幼少の頃、買ってもらった五月人形に原点があると思います。鍾馗様だったと思います。この鍾馗様が持っている刀が凄くリアルでした。

　なので、五月人形や創作人形にも興味があり、色々イベントを見に行きます。

４年前に行きました埼玉県の雛のまち岩槻創作人形フェスティバルでは岩槻の町中に点在している人形店に色々な創作人形が展示してありました。

今回一番行きたかった人形歴史館に行きました。

まずは、店に入ると巨大な桃太郎？がお出迎え、これで圧倒されました。さらに

巨大な鍾馗さまがいらっしゃいます。 ※鍾馗（しょうき）さまは、中国の道教系の神さまで、厄除けの神様です。

鍾馗様の人形が沢山展示されていました。

　ここにある鍾馗様の人形の作者はほとんど亡くなっているそうです。みな古い作品です。

迫力がありました。

持っている刀までよくできています。五月人形というよりもはや芸術作品です。

　写真が上手く撮れなかったのですが、右の青い服の鍾馗様は人形店”東久”さんの店主さんの作品の鍾馗さまです。

鍾馗さまは必ず長い髭を蓄え、中国の官人の衣装を着て剣を持ち、大きな眼で何かを睨みつけている姿です。厄除け効果大です。

他にも屋根瓦に魔よけとして置く鍾馗さまもあります。

雛のまち岩槻創作人形フェスティバルですから、創作人形を見に来たのですが、まったく違う伝統文化を堪能してしまいました。 創作人形もあったのですが、全て撮影禁止でした。 人形店”東久”さんの２階にも展示スペースがあるというので、見学させていただきました。

すごいひな壇飾りがあった。

　こんな雛飾り人形は初めて見ました。

”東玉大正館”で岩槻創作人形フェスティバルの主催者”稲辺智津子”さんにも話がきくことができ大変勉強になりました。稲辺智津子さんはドイツで開催された世界有数の人形コンクール「国際人形フェスティバル」で子どもの人形部門最優秀賞をとられたすごい人です。   こちらは稲辺智津子さんの作品”夢うさぎ”というタイトルの人形です。いいですね～。本当に子どもが寝ているようです。

稲辺千鶴子先生の作品集は本となっています。 写真を東玉さんでいただきました、こんなのです。

　今まで作っていたフィギュア製作とまったく違う価値観を思いました。人形店”東久”さんで鍾馗様をみたとき、作り手の職人はほとんど全て亡くなっていると聞き、人形職人は消えても人形は残り、いまも飾られているということに感慨深いものがありました。

創作ドールは購入できるものもあったのですが、２０万近くするのでとても購入できず、今回は東玉さんで”人形情報誌Ｐ．Ｄ．Ｎ”という雑誌を購入しました。こんな情報誌があるとは知りませんでした。

人形情報誌Ｐ．Ｄ．Ｎは”ココ舗．com”というネットショップで購入できます。 　※ココ舗とは出版社「亥辰舎」が提案する人気クラフト作家の作品を紹介するネットショップだそうです。

#欲しい