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C.P.E.バッハ●ピアノソナタ集
発売:1998年9月 録音:1996年9月 8.553640 大作曲家J.S.バッハの次男として生まれたC.P.E.(カール・フィリップ・エマヌエル)バッハは、とりわけ鍵盤楽器に興味を示したことで知られている。そんな彼の「ソナタ」は当時はチェンバロなどで演奏していたのだろうが、当CDはピアノでの試みとなっている。ピアノの演奏ももちろんだが、チェンバロでの響きを想像するのも面白い。 フランソワ・シャプランの演奏。
クラシック音楽 NAXOS カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ 959円敬親
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HAYDN:Piano Sonatas Vol.3
録音:1993年3月 8.550845 ハイドンはピアノソナタにも多くの作品を遺しているが、交響曲や弦楽四重奏曲に比べてあまり知られていないと思われる(私もよく知らないとは言いだしづらいが…)。 当CDに収録されている作品は2楽章のものが多く小規模だが、同時期の古典派のソナタに近く、音作りが心地よい。 イェネ・ヤンドーのピアノ。
クラシック音楽 NAXOS フランツ・ヨーゼフ・ハイドン 572円敬親
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KALINNIKOV:SYMPHONY NO.2 etc. ― SNO/Järvi
録音:1989年8月20日 - 22日 CHAN-8805 私が買った初めての海外盤。 カリンニコフ(1866 - 1901)、名前を聞いてピンと来る方は少ないのではないか。ロシアの音楽家で、その生涯は短かったが、民族音楽の技法(「ロシア五人組」らの)と西洋音楽の技法(チャイコフスキーらの)とを折り合わせた作風で知られる。 メインは交響曲第2番。民謡風の交響曲第1番が有名だが、より技巧的な第2番も捨てがたい。4楽章を通して同じ主題が演奏され、耳に残る。 スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(現在のロイヤル・スコティッシュ管弦楽団)、ネーメ・ヤルヴィ指揮。
クラシック音楽 ヴァシリー・カリンニコフ 1151円 2018年10月敬親
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イタリア・バロック・オーボエ協奏曲集●シェレンベルガー/イタリア合奏団
録音:1987年8月4日~6日 発売:2002年6月21日 COCO-70465 ヴィヴァルディ、アルビノーニ、アレッサンドロ・マルチェッロ、ジュゼッペ・サンマルティーニといった、イタリアの作曲家が勢ぞろい。オーボエの上品な演奏は、いかにも貴族のたしなみのような響きがして心地よい。 裏には「このCDは、COCO-75530の原盤による再発売商品です。」とある。2010年には「デンオン・クラシック・ベスト100」の一環で再発された(COCO-73106)。
クラシック音楽 850円 2019年6月 ハンスイェルク・シェレンベルガー敬親
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ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団の魅力(第1集)/美しく青きドナウ
発売:1990年12月19日 TOCE-6666 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の巨匠ボスコフスキーが指揮するウィンナ・ワルツは、ヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」を代表として様々な作曲家が手掛けている。中でもカレル・コムツァーク2世の「楽しいウィーン」は今まで聴いたこともなかったし、作曲者自体も知らなかった。 調べるとこのシリーズは第3集まで存在するらしいので、いつか揃えてみたいと思う。
クラシック音楽 カレル・コムツァーク2世 フランツ・フォン・スッペ ヨハン・シュトラウス1世敬親
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オネゲル:パシフィック231、ラグビー、交響曲第2番 他|ジンマン
発売:2015年11月4日 録音:1996年5月 PROC-1906 新古典主義のスタイルを見せ、かつフランス6人組の一人でもあるオネゲルの作品集。『パシフィック231』から始まる「交響的断章」3作が収録されている。ジャケットには機関車が描かれており、機関車の車軸配置を表す『パシフィック231』から取られたものか。私は第2番『ラグビー』を推したい。 デイヴィッド・ジンマン指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団。トランペットはヘルベルト・キストラー。 タワーレコード渋谷店リニューアル3周年記念に復刻。
クラシック音楽 アルテュール・オネゲル 1234円 2019年4月敬親
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オルフ:カルミナ・ブラーナ●デュトワOSM
録音:1996年5月23~24日 POCL-1740 カルミナ・ブラーナは19世紀初頭にある修道院で「発見」された詩歌集であり、ドイツの作曲家カール・オルフ(1895 - 1982)はそれに旋律を付けた形となる。「初春に」「酒場で」「愛の誘い」の3部からなり、前後に「序」と終がある。特に「序」(終でも再現される)の「おお、運命の女神よ」の絶望的とも言うべきイントロは、テレビ番組でも使われることが多い。 シャルル・デュトワ指揮、モントリオール交響楽団&合唱団、F.A.C.E.少年合唱団。
クラシック音楽 カール・オルフ 572円 2018年4月敬親
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オール・ユー・ニード~クラヴサン組曲 ダンマン
KKC-27 「ビートルズの数々の名曲をクープラン風のクラヴサン組曲に落とし込んだらどうなるか?」という趣旨のもと発売された珍企画。単純にクラヴサン組曲、としても聴けるし、(だいぶ形は変えられているものの)ビートルズの旋律も上手に挿入されていて、愉快。
クラシック音楽 650円 2019年3月 アンデシュ・ダンマン敬親
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ギーゼキング モーツァルト・ピアノ小品集
発売:1996年8月21日 録音:1953年8月 TOCE-3151 20世紀前半に活動した名ピアニスト、ギーゼキングによる演奏を集めたベスト。曲目は全てモーツァルト、しかもちょっとした楽曲、小品に限られている。
クラシック音楽 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 572円 2018年8月敬親
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クラシックのある部屋 クラシカル・マーチ
行きつけの中古屋で購入したCD。行進曲・マーチの気分だったので購入した。オムニバスCDのため、曲ごとに演奏団体は異なる。 正直なところ、この「トルコ行進曲」は暴力的すぎると感じたが…。やや個性的な演奏、だと思う。難点は激しく演奏しすぎて、音が割れてしまっているところか。 横浜市にも「株式会社ピジョン」という同名のCD会社があるが関連は不明。もしかすると同一会社?
クラシック音楽 ピジョン 2017年敬親
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サン・サーンス:動物の謝肉祭 他|デュトワ
発売:1987年4月25日 録音:1980年3月(動物の謝肉祭)、同年6月(交響詩) F35L-20094 ジャケットは擬人化された動物たちが描かれた楽しげなイラスト。動物(と動物モドキ)を描画した14曲からなる組曲「動物の謝肉祭」と、サン・サーンスが作曲した4つの交響詩のうち3つ(ファエトン、オンファールの糸車、死の舞踏)を収録。 シャルル・デュトワ指揮、ロンドン・シンフォニエッタ(動物の謝肉祭)、フィルハーモニア管弦楽団(交響詩)。ピアノはパスカル・ロジェとクリスティーナ・オルティスによる。「らば」の演奏速度には驚かされた。
クラシック音楽 カミーユ・サン=サーンス 564円 2018年2月敬親
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シューベルト:交響曲第3・8番<未完成>|クライバー=ウィーン・フィルハーモニー
発売:1990年11月25日 録音:1978年9月 POCG-1188 ジャケット画像はグスタフ・クリムト画のシューベルト。 交響曲第3番はシューベルトの交響曲の中でもだいぶ小規模ではあるが、短いながらよくまとまっていると思う。交響曲第8番「未完成」が未完成な理由は判然としていない。しかし、その方がロマンを誘う…と思う。なお、現在は第7番とされている。 カルロス・クライバー指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。415-601-2(LP)からの再発か。
クラシック音楽 フランツ・シューベルト 777円 2017年11月敬親
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ショパン/ワルツ集――フランソワ
発売:1988年2月25日 録音:1963年1月 CE33-5174 サンソン・フランソワの演奏。彼の抑揚のつけ方は個性的で、どこか芸術的でもあった。ショパンはワルツを20曲は書いたそうだが、生前に出版されなかった「遺作」も多い。人気の『小犬のワルツ』は6番。 YLX-1119(LP)からのCD化か。なおこの音源は何度かCD化されている。
クラシック音楽 フレデリック・ショパン 429円 2018年11月敬親
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ショパン:12の練習曲 作品10|コブリン
録音:2006年11月27、29日 発売:2014年10月8日 KICC-3678 自分が最初に買った音楽CDなのだが、裏面にヒビを入れてしまった。思えば、自分がピアノ曲を好むのもこの頃からだったなぁと。
クラシック音楽 フレデリック・ショパン 1080円 2016年8月敬親
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スカルラッティ:ソナタ選集 スコット・ロス
録音:1984年&85年 WPCS-21069 バッハ、ヘンデルと同年(1685年)に生まれたドメニコ・スカルラッティは、ポルトガル王女(後にスペイン王家に嫁いだ)のために書かれた555曲の「ソナタ」で名を残した。 演奏者のスコット・ロスは555曲の「ソナタ」の全録音(チェンバロでの)という功績があり、当CDはその抜粋となる。
クラシック音楽 ドメニコ・スカルラッティ 2018年10月 スコット・ロス敬親