のらくろ 直筆色紙

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水墨で描かれた「のらくろ」の直筆色紙。
昭和20~30年代頃までのサインは「水」の字が開いた形で書かれている。
田河水泡先生の色紙には帙(タトウ)がついている場合が多く、献呈した物と考えられる。
 周辺には義兄の小林秀雄をはじめ多くの文士と交流があったと思われるので、そういう人たちの流儀に倣って現代のようにその場ではなく、後ほど描いたものを贈ったのかもしれない。

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