マツダ T2000 TVA8E 1966 バキュームカー ④

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マツダ・T2000は東洋工業(現マツダ)が、かつて生産・販売していた小型三輪トラック(オート三輪)です。

沿革としては、
1957年、オート三輪のモデルチェンジを行い、1955年型で採用した2灯スタイルをさらに発展させた新デザインのクローズドキャビンを導入、バーハンドル式を廃し、右側丸ハンドルとコラムシフト・油圧クラッチを採用し、当時の四輪トラックに対抗できる仕様を備えました。エンジンのみ従来からの強制空冷2気筒を使用していました。
1959年、これまでの空冷2気筒エンジンから水冷4気筒エンジンに変更すると同時に、車名がT1500となりました。
1962年、小型車枠の拡大に伴い、エンジンの排気量を2.0Lに拡大、T2000となり、T1500のネーミングは弟分のT1100が引き継ぎました。
1974年の受注生産打ち切りまで、10年以上も生産されました。

なお、特筆する点は、韓国の起亜産業(現:起亜自動車、前身は1京城精工株式会社) が、マツダ及びフォードの技術供与により発展してきたこともあり、本車両を現地生産(ノックダウン生産=各部品をセット組して半製品を生産)して日本へ輸出、組立、完成品を生産作していました。
1962年1月からオート三輪・「K-360」「T600」をノックダウン生産を開始、その後タイタン等も同様の方式で生産されてきました。(参照ウィキペディア)

このシリーズも多くのバキュームカーが登場してきましたが、この車両が一番馴染みがありますね。自宅が『ぽっとん』便所だったので、小学生低学年くらいまで、月1回かニ月に1回程度来てくれていました。
「ズズッズズズッ〜スゥ〜ズズッズズズッ…」と、おじさんがホースを『目的の場所』に移動させながら、激しく『ぶつ』を吸い込む音がとても懐かしいです。(お食事中の方には失礼を致しました。。。)

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