Lyon (フランス)_3

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リヨンはフランス南東部の商業都市です。

その起源は、紀元前43年にローマ皇帝シーザーがガリア攻略の拠点として基地を建設したことに始まり、ローマ時代はガリア地方の首都となります。その後フランク王国カロリング朝(7世半~8世紀半ば)の下では司教座がおかれたことから、司教の支配下に置かれることになります。経済的にも地中海と北ヨーロッパ結ぶ交易の拠点として古くから繁栄し、15世紀に入るとイタリア人商人によって定期市が開催されるようになり、16世紀にはフランス最初の金融信用取引市場が開設されます。また、16世紀前半のフランス王フランソワ1世により絹織物産業が殖産され繁栄します。

掲載の地図はSebastian Munsterの死後に出版された「Cosmographia Universalis」(複数年に亘り、数か国語で刊行)の内、1578年刊行のドイツ語版になります。

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