Genève (スイス)

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ジュネーブはスイスの最西端、リマン湖の西端に位置する都市で、多くの国際機関が集まる都市として有名です。

町の起源はガリア人がケルト人への要塞を建設したことに始まりますが、紀元前121年にローマに占領され、その後キリスト教化が進み5世紀には司教座が置かれます。中世に入ると14世紀後半までは神聖ローマ帝国下の統治下に入り、司教統治の下自治権を獲得します。15世紀に入ると神聖ローマ帝国下のサヴォイア公国の統治下に入りますが、1536年にカルヴァンが来ると宗教改革の拠点となり、1541年にはサヴォイア公国から独立、ジュネーブ共和国となります。そして、三十年戦争の講和条約であるウェストファリア条約により、1648年に独立が正式に認められます。1798年にはナポレオンによりフランスに併合されたものの、1815年のウィーン会議においてスイス連邦に加わることとなった。

掲載の地図はSebastian Munsterの死後に出版された「Cosmographia Universalis」(複数年に亘り、数か国語で刊行)の内、1578年刊行のドイツ語版になります。

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