紫色したカナダ君とアメリカ君

初版 2024/06/18 06:56

改訂 2024/11/20 00:30

我が家に紫レーベルな「Meet The Beatles」が2つ。

先月買った1978年リイシューなカナダ盤(左)と、
先週我が家にお迎えした、同じく1978年なアメリカ盤(右)。

カナダ君が思いのほか楽しかったのは良かったんですが、私は「Meet The Beatles」はコレしか聞いた事がなく、本家アメリカンな音も聞いてみたかった矢先の今回の出会いでして、しかも1978年生まれな同学年というのも比較するのに好都合♪
という訳で勿論、聴き比べてみる事に✊🔥

*

まずは基本データから。

カナダ🇨🇦盤「Meet The Beatles」

【Matrix/Runout】
ST-1-2047 J22 MASTERD BY CAPITOL ◎ / ST-2-2047-B TLCT GC ◎

アメリカ🇺🇸盤「Meet The Beatles」

【Matrix/Runout】
ST-1-2047 G22 MASTERD BY CAPITOL ✲ #67 B-15715 /
ST-2-2047 J26 MASTERD BY CAPITOL Ⓧ ✲ #67 B-15716

***
はじめに。
聴き比べ云々以前に、最初に申し上げておくべき事が2点!
私はUSオリジナル盤の「Meet The Beatles」は聴いたことがないので、あくまでも今回はこの紫レーベル2枚の比較感想という事で。

そしてもう一点。
私はここ数年間ビートルズに関してはほぼモノラルを中心に楽しんできたので「ステレオ音源」というだけで新鮮で楽しく感じてしまいがちな上に、
しかも買い替えたステレオカートリッジの慣らし運転が終わって絶好調なので、昔散々聞いてきた国旗帯ですら今楽しい有様(笑)

なので今回は耳をステレオに慣らす作業から始めてはいますが、あくまでも私個人の感想である事はどうぞお忘れなく♪

てなワケで、早速聴き比べていきます!




私はこれのUSオリジナル盤を聞いた事がない為比較は出来ないんですが、70年代後半のリイシューとなると、ステレオの泣き別れ具合もだいぶ聴きやすく改善されているのではないでしょうか。どちらもヘッドフォン使っても然程疲れません。
そしてまた今回の盤、基となるマトリクスが同じな上に同学年という事で、
この2枚 結構雰囲気似ています。そしてどっちも良く出来てると思います。
が、私はカナダ君の方がより楽しく感じられました。

まずは基本的な音の作りが、カナダの方が繊細だと思います。すごくスッキリした音で、それぞれの楽器の音は勿論、ボーカルもクリア✨
「I Saw Her Standing There」の手拍子なんかも抜けがよく、すんごい気持ち良い♪

アメリカ盤の方はギター&ベースの音が若干強めに入ってるので迫力はありますし、ボーカルについてはちょっと強い分潰れてしまってる箇所もあるんですが、
そういうのも含めてロックンロールでもあるので、これはこれで全然アリ。

なので完全にここは好みになってしまうかとは思うんですが、私は楽器やボーカルの持ち味が感じられるカナダ盤🇨🇦の方が、より好みなのかなと。

特に楽器の音で決定的に差が出ているのが、リンゴの演奏。
アメリカ盤🇺🇸の方はベースやギターの音が濃いめなのでドラムス埋もれがちなんですが、
カナダ盤🇨🇦は常にしっかりと鳴っていて、その音の質も良いのでとってもとっても小気味良い!
特にドラムの音がアクセントとなっていてる「All I'veGot To Do」は、あのシンバルの「ツッ」っと入る音が気持ち良く聴こえるカナダ🇨🇦盤が私は断然好みDeath✊🔥


こう見るとアメリカ🇺🇸盤けちょんけちょんですが、🇺🇸盤だって決して悪いわけではなく、寧ろこれはこれで良く出来ていて
スピーカーでドカーンと楽しむのにはアメリカ盤は向いてるかと思いますし、目指す音がカナダとは違うという事なのかなと。
音は嗜好品。オーディオのセッティングとかでも変わってきますから、色々「試食」してみるのが一番ですね♪

ただこの2枚はどちらもリイシューなので、オリジナル盤のフレッシュな音と比較したらまた別の感想になるかもしれないです。
なのであくまでも「この2枚」で比べるならば…って事で👍ちょっとUSオリジナル盤も聴いてみたいかも〜🦆


という訳で、カナダ君とアメリカ君の聴き比べ大会は、一先ず
おしまい♪

***
(おまけ)
レコード聴き比べで何が大変って、盤の置き場。
一曲聴いちゃ盤を取り替え同じ曲を回す…の繰り返しなので、その度盤をジャケットから出し入れするのも大変だけど、その辺に置いとく訳にもいかず。
…で試行錯誤の結果とても便利だったのが、

アイロン台!
これは先月ジョージのアメリカ盤を聴き比べた時の写真ですが、
アイロン台って固めのクッションの付いた布張りなので、盤を痛めずレコードを直接置ける事が判明。結構便利🎵
ただ一つ難点があるとするならば、


レコード置いてる間はアイロン掛けが出来ない(笑)

という訳で、今宵も聴き比べにうつつを抜かし、すっかり寝るのが遅くなってしまったのでした。

おーしーまい!

Meet The Beatles (Canada Reissue)

https://muuseo.com/r0046/items/465

利右衛門

Meet The Beatles (US Reissue) Stereo

https://muuseo.com/r0046/items/491

利右衛門

利右衛門(リエモン)です。
ビートルズとジョージ・ハリスンが大好きで、UK盤を中心にアナログレコードを集めてます。

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    f31l700smgl

    2024/06/18 - 編集済み

    アイロン台の色とレコードの色がぴったし合ってますね👍。
    最近、自分もクロミちゃんをハントしまくっているので、黒や紫色のものを見ると反応してしまう身体になってしまいました😅。

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      利右衛門

      2024/06/18

      🤣🤣🤣
      確かに紫レーベルなレコードはクロミちゃんカラーですね、新発見!(笑)
      というか、レコードまでクロミちゃんに見えてきてしまうfさん、沼り具合が伝わってくるのです〜😂

      ナイス沼活👍👍👍

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    ryu_5u4g.2a3.6z-dh3a

    2024/06/18 - 編集済み

    私のUS・MEETはアップル盤なので(MASTERED BY CAPITOL)より眠そうな音だったりして。モノラル盤はオリジナルで持ってますが低音カットのAMラジオ映えしそうな音です。

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      利右衛門

      2024/06/19

      そうなんですか!😳😳😳
      ではこの紫君はよく出来てるのかもしれませんね。
      オリジナル盤モノラルはきっと、AMラジオと相性抜群に作られたのかもしれませんw
      でもオリジナル盤は気にはなるので、やっすいの見つけたら買っちゃうと思います(笑)

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    fanta

    2024/06/18 - 編集済み

    利右衛門さんトコのアイロン台、かわいい💕
    (→反応がそこかぃw😆)

    うちのはいい加減古ぼけてますww
    絵柄もとっさに思い出せないという😂

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      利右衛門

      2024/06/19

      アイロン台の柄にコメント来ると思わなかったー!🤣
      イマドキのはシンプルな色柄の物ばかりですが、昭和のアイロン台は絵柄可愛いの多いですよね♪

      うちの子(笑)はカラフルですが、スチームを使うとアイロン台の赤い色がちょっと服に色移りしちゃうので、蒸気を使う時はバスタオル敷いたりする必要があるっちゃあるんですが、

      レコード置くのには全く問題ないので重宝してまーす😆

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