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Natural Monument 白羽の風蝕礫産地

公開日:2020/11/27

◼️国指定天然記念物(昭和18年8月24日指定)静岡県御前崎市白羽

Local Museum 牧之原市史料館 

◼️静岡県牧之原市相良275-2

電話: 0548-53-2625


御前崎灯台の近く、遠州灘海岸に突出する高台に風蝕礫産地があります。"風蝕礫"は風に乗って叩きつける砂の蝕磨によって礫の表面が削られる現象で、草木の成長に十分な降水のある日本の気候では珍しいとされています。風蝕は大量の砂の供給、飛砂現象を起こす継続した強風、削られる対象の丸い礫の存在という、3つの条件が揃わなくてはなりません。天竜川は多量の土砂を河口に運び、御前崎一帯は冬季になると「遠州の空っ風」と呼ばれる西からの強風が吹き続ける場所として知られています。海岸段丘には水の力で円磨された礫がありました。

sand blast、小さな砂粒が硬い岩にぶち当たり、長い年月で削り取る造化の妙、人生の教訓となります。否、丸い性格もネチネチ嫌味が続くと角が立ってくる様な?

牧之原市史料館所蔵

牧之原市史料館のご好意により普段は収蔵庫に保管の風蝕礫標本を見学させて頂きました。写真の撮影とブログ掲載は許可を頂いています。

注)閲覧等によって得た資料を牧之原市教育委員会の許可なく転載、転用などの行為をしてはならない。


#参考

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#地質

#三稜石

#御前崎

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    2020/11/27

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    史料館の入館券「御城印」

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古来、“石”“岩”は人の寿命と比べれば永遠であり、不変であり、信仰の対象でした。巨石信仰は日本各所ばかりでなく世界中にあります。人類の奥底にある何かが引き付けるのかもしれません。丸い形は何かしら霊的なものを感じ、人を魅了する力があるように思います。石の中にも丸い形や模様の岩石があります。球状岩の産地では“菊目石”“貝がら石”“銭石”といった呼称で、古くから伝聞があります。未記載ですが広島県江田島市沖美町の球状花崗岩は岬の先にあるのですが、水軍の見張り場所と聞きました。球状の目玉が敵発見の力になると先人は感じていたのかもしれません。球状岩は、世界的にみても非常に珍しい石で、その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の採取であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因も解明されていません。もっぱらヤフオクやメルカリをチェックしていますがコレクションは伸びません。

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  • 入館者数

    133706人

  • コレクション・ルーム数

    5個

  • アイテム数

    182個

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    336個

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