2019/4/16 Natural Monument 勝山恐竜化石群及び産地

初版 2020/03/06 18:01

改訂 2022/09/07 12:44

公開日:2020/03/06

◼️国指定天然記念物(平成29年2月9日指定)福井県勝山市村岡町寺尾51-11(化石)福井県勝山市北谷町杉山14-3-2の一部他(土地)

勝山市北谷で貝の化石が見つかることは古くから知られており"トリゴニオイデス産地"として勝山市の天然記念物に指定されていました。昭和63年からの発掘調査の結果、肉食恐竜のフクイラプトル、フクイベナートルや草食恐竜のフクイサウルス、コシサウルス、フクイティタンの恐竜化石が発見され、他にワニ類、カメ類、魚類などの骨化石も発掘されました。日本の恐竜産地として最多種の恐竜を発見し、古環境が解明されています。平成29年、恐竜化石としては全国で初めて、恐竜5種類の化石239点と発掘調査地約4557㎡が国の天然記念物に指定されました。

福井県立恐竜博物館見学の際、ぜひ脚を伸ばしてください。このガケの巨大さは携わった古生物学者の執念が感じられます。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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