[大人のLEGO] 年の瀬に辰を想う
ミューゼオ道とは沼池のスワンボートのようなものだ。沈まないないようにするにはこぎ続けなければならない。ピークザック・ツートンということで^^(?)館長様方 今年も趣味活動お疲れさまでした。来年も飽くなき探求心と創造力で盛り上がってまいりましょ。 Newton大図鑑シリーズVISUAL BOOK OF THE DINOSURS2021年2月15日 発行株式会社ニュートンプレス監修 小林快次 教授今年の年末は恐竜だ!!。。と、映画のキャッチの様な掛け声をおもいたち近所の図書館へ走って借りてきた図鑑。比較的最新の恐竜学が学べるのではないでしょーか? 恐竜は骨の形の特徴で大別されるんですね。大きく分けてこの5種類と考えるととても判りやすいです。 [大人のLEGO] 1号ザウルス (獣脚類) https://muuseo.com/peak2/items/631 Peak2 まずは何と言っても、『獣脚類』ですよね。有名なティラノサウルスを含む、全ての肉食恐竜は『獣脚類』主に二足歩行で素早く走り、鋭い牙で獲物を捕らえる。 [大人のLEGO] 3号ザウルス (突然変異亜種) https://muuseo.com/peak2/items/632 Peak2 獣脚類は最も古い歴史を持つグループであるが、原始のヘレラサウルス類をはじめに、新獣脚類、テタヌラ類、コエルロサウルス類、マニラプトル類、デイノニコサウルス類と進化を重ね、ついに鳥類となる。1996年に羽毛恐竜の化石が報告。なんと鳥は恐竜の生き残りであったのだ!。PK2-3号ザウルスにはそんな羽毛恐竜の色と形がイメージされており、あながち間違いではないのだ^^ [大人のLEGO] 7号ザウルス (イャンクック系) https://muuseo.com/peak2/items/638 Peak2 PK2-7号サウルスも鳥類寄りの獣脚類のイメージですね。モンハンのイヤンクックから発想を得たので、立派な頭羽と鈎爪を誇っている。有名な恐竜ヴェロキラプトルを含む、デイノニコサウルス類の1種と考えられますね。図鑑の絵を参考にするとトロオドン(Troodon)ですねこの子は。トロオドンは脳容量が大きく賢い共有で非常に目が大きかった。 [大人のLEGO] 7号ザウルス・改 (パキケファロサウルス風) https://muuseo.com/peak2/items/1158 Peak2 大人の事情により^^、頭の『飾り羽』が取り外され、→硬い『お皿』に付け替えられてしまったた7号サウルス君は、ご存じパキケファロサウルスのイメージでしたが、、パキケファロサウルスは鳥盤類側、『周飾頭類』の一派なので分類的には大分遠かったんですね。頭の形が少しだけ違う。みたいなのは恐竜学界のアルアルでしょうけどね。 [大人のLEGO] 5号ザウルス (角竜族) https://muuseo.com/peak2/items/630 Peak2 周飾頭類は 頭の周りにフリルやツノを発達させた一族。堅頭竜「パキケファロサウルス類」と 角竜「ケラトプス類」に大別される。Pk2-5号サウルスは一番初期に角竜を意図して作ったデザインでしたが、現在は絶滅し、失われている。2本の角と大きなフリルの両立を目指して大分頑張ったデザインだった。図鑑と見比べて一番近かった→パキリノサウルス(Pachyrhinosaurs)であろうということで同定。 [大人のLEGO] 8号ザウルス (角竜族) https://muuseo.com/peak2/items/1152 Peak2 角竜族はとてもカッコイイですし、特徴的なのでデザインも再現しやすいので僕の大好物ですね。PK2-8号サウルスは牛の様な見事な2本角を誇り、小さめのフリルは水色のブロックで表現している。このような特徴を持つ角竜は多くはなく、おそらくアンキケラトプス(Anchiceratops)であろうと同定できる。 [大人のLEGO] 6号ザウルス(首長竜族) https://muuseo.com/peak2/items/637 Peak2 PK2-6号サウルスは『竜脚形類』をイメージした初のデザインでした。 長い首は必須の特徴として、太い足にこのLEGOパーツを配したのはGOODだったかな。原始の竜脚形類は2足歩行であったそうだが、竜脚類→新竜脚類→ティタノサウルス形類と進化するにつれて巨大化をしていった。 角竜とは違って、竜脚形類の同定って素人には凄く難しいですよね。折角のカラフルなLEGO恐竜なのですから、体色や模様の特徴で種類が同定できたりしたら良かったのになって、無いものねだりをしたくなる。恐竜たちは当時一体どんな色をしていたのか?もしかしたら我々の想像を遥かに超えていたかもしれないのだ。 [大人のLEGO] 21号ザウルス エラスモ族 https://muuseo.com/peak2/items/1568 Peak2 こちらは最近作った新作^^ 21号ザウルスですね。この子も『首が長い』特徴を持ってますが『竜脚形類』とは別の種で、『首長竜類』の仲間に属している。名作『のび太の恐竜』に登場するピー助(フタバスズキリュウ)の仲間ですが、実は首長竜は『恐竜類』という分類ではない事はあまり知られていないかも?中生代には恐竜以外にも海や空で爬虫類が台頭していたのだ。その主だったグループは3大海棲爬虫類と呼ばれる「首長竜類」「魚竜類」「モササウルス類」そして「翼竜類」である。 四肢にヒレ形状のパーツがついているのGOODなデザインでエラスモサウルスと同定された。 [大人のLEGO] 13号ザウルス (魚竜類系) https://muuseo.com/peak2/items/1157 Peak2 PK2 大人のLEGOシリーズで唯一の『魚竜類』は13号ザウルスです^^。長い距離を泳ぐことに適した流線形のイルカのような体形。中でも巨大な目を持ったオフタルモサウルスと同定。貴重なレアパーツを惜しみなく投入して完成させた意欲作でした。 [大人のLEGO] 9号ザウルス(鳥竜系) https://muuseo.com/peak2/items/1153 Peak2 こうしてみると、アレヤコレヤ、まだまだ表現できていない恐竜がいる事が判りました。来年も元気にNAKATUKU活動にはげみたいですね~! ということで、皆さまどうぞ良いお年を!!