ダダコン製作覚書

頭の中で構想は出来上がっていたダダコン作品ですが、いざ取りかかったら試行錯誤で失敗に継ぐ失敗、予定とは違った形での着地となりました。

冒頭の立体迷路に迷い込んだダダですが、紙で作った立体迷路に塗装前のダダを置いてと思いましたが断念。30㎝のアクション・フィギュアを代役に立てました。立体迷路は100均のスチレン・ボード２枚を切ってＬ字とＴ字に組んでそれらしく。しかしスペースがなくアップで撮影したので迷路に見えません。当たり前ですねｗ

思い切ってスペースを広げてボードを追加購入。なんとか迷路に見えるよう撮影。

ダダ消しの塗装はダダの模様をそのまま迷路模様に塗り直すだけにしようと思ってました。でも意外とはっきり深くまで模様が刻まれており、塗り直しだけではマズいと。で、サーフェーサーをペタペタ塗って一旦模様の凹凸を潰しましたが、いざ模様を描こうとすると上手くいかない。完全に乾ききるまで長時間かかりそうで、まだ柔らかいので極細マーカーが乗ってくれない事態に。仕方なくサーフェーサーを溶剤で落としてやり直し。結局模様を活かして描く事にしました。不本意だけど時間がないので妥協です。（この段階で一部拭き取れなかったサーフェーサーが残っており、見苦しくなってました・・・）

心機一転やり直し。でもまだ塗料が上手く乗ってくれない。筆ペンと極細ペン、ガンダムマーカー、どれもインクが出なかったりかすれたり。最終的には自作の極々細い筆を使用してアクリル塗料を。これは昔買った極細ナイロン筆の毛をカッターで切って毛を５～６本程度に減らして使いました。こちらは曲線の多い表側がメインです。0.3ミリのシャーペンまで動員して、もう総力戦ですw

サーフェーサーが残って凹凸が潰れた背中側、模様があまり残ってない部分は手描きだとガタガタになる迷路を、手持ちの0.4ミリ幅のマスキング・テープを黒く塗って貼り付けてみました。直線だといい具合ですが、根気のいる作業。結局テープは後頭部の迷路に集中させましたが、極細テープは貼ったそばから剥がれる始末。時間が虚しく過ぎます。

完成近くでそんな事をやって、どうにかこうにか形になりました。投稿はぎりぎりセーフでした。迷路ダダの塗装は見苦しくなってしまい心残りですが、初の怪獣消しゴムだったのでご勘弁を。

総評・・・ああ、しんどw

#ダダコン2021