20年の時を経たモノ
公開日:2017/9/16
9/15にローリング・ストーンズ
「Sticky Fingers Live at Fonda Theatre 2015」
が世界に先駆け日本先行発売!
仄暗い名盤「Sticky Fingers」のデラックスエディション発売を記念した一晩限りのギグをおさめたこのブツ、自分はUSアナログ盤をオーダーしたため、まだ堪能できてはいないものの、2015年版Stickyとして、この映像を見ればわかるように、現ラインナップのもったりとしたリズムを堪能できる名盤と断言したい(笑)!
…1997年、自分がストーンズに初めて触れた年。
20年の時が経過した。
当時はTLCをはじめとした所謂R&Bが大流行、日本テレビの土曜深夜にはカウントダウングルーヴなるダンスミュージックを紹介する番組があったり、とにかくR&Bが熱かった。
学生だった当時は多分に漏れずR&Bに浸っており、毎週末はカウントダウングルーヴをチェックしていた。
なかでも猛威を振るっていたのが、Babyface。大抵のヒットにはこのひとが絡んでいた。
そんなBabyfaceがローリング・ストーンズをプロデュースするという情報を、タワーレコードのフリーペーパー″バウンス″でえた。
ストーンズ?何のグループ?
そんな認識しかなかった。
ただ、Babyfaceがプロデュースした作品は押さえておかねば、というある種、コレクター癖が働き、その作品「Bridges to Babylon」を手にいれた。1997年。
そう、恋をした。
ストーンズのグルーヴ、リズム感に恋をした。
ブラックミュージックが好きだったから、か。リズムに耳が傾いた。
どう構成されているのかわからない2台のリズムギター。自分にとっての全て。
華麗にリードを弾きまくるミック・テイラーでは、無い。
裏拍をとりながらキースとリズムを複雑に絡ませるロン・ウッドでなければならない。
剽窃に近いほどの多様な音楽性。ソウル、ファンク、ブルーズ、カントリー、レゲエ… 音楽の大海に導いてくれた。
20年。そんな折にテイラーの名演が光るSticky Fingersをロンが演る。熱くならない訳が、無い。

The Rolling Stones - Brown Sugar (Live At The Fonda Theatre 2015)
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