違わないようで違うモノ

わたくしめの貧弱なオーディオシステムでどれだけ違いが拾えるかは甚だ疑問ではありますが...無人島に一枚だけ持っていくとしたら、佳子様の御写真かBlack&Blueかというくらいですから、やはりここは聴きくらべぬわけにはいきません。

(上から日本盤、 UK盤、オランダ盤、そしてCD)

どれもコンディションは抜群なので、比較には申し分ないであろうと思われます。爆音でキメろ！

一通り聴いたのです。

ファンクナンバーのHot Staffと、オープンGがキマるHand Of Fateを５回づつ聴いたのです。疲れた。

[CD]

・各パートの音が鮮明に聴こえるので良し。

・出力レベルが高く、低音が持ち上げられているので、迫力を感じるのは良し。

・いっぽうで、鮮明さと迫力を追っているせいか、異様に高音と低音を引き上げているように感じて悪し。

・特に単音ギターソロのように高音部を使うようなところはキンキンしていて、聴いていて疲れるのは悪し。

[オランダ盤]

・ブルーヴァイナルがキレイ💕

・なんか靄かかった音で、抜け悪く野暮ったくて悪し。

[日本盤]

・鮮明度はCDに劣るものの、キンキンしておらず、非常にまろやかで、繊細さを感じるのは良し。

・特にヴォーカルがキレイに出ていて、まるで目の前で歌われているようで良し。

・低音も引き締まっており、全体的に繊細でよろしい。

[UK盤]

・鮮明度はCD、国内盤に劣るものの、音の輪郭がまるで違い、ド迫力であり、目の前で楽器を弾いてもらっているようで素晴らしい。

・特にギターソロはCDのキンキンさとうって変わって、非常に円やかで、艶っぽさを感じるもので、別物のアンプを使ってるのではないかと思うくらい素晴らしい。

・ヴォーカルは国内盤の方がバランスがよいが、迫力があるのでアップナンバーはUK盤のほうが良いかもしれぬ。

・なにより聴いていて疲れないのは特筆すべき。

[総評]

・UK盤が音の輪郭、迫力とも群を抜いているものの、綺麗な日本盤の音もかなり素晴らしい。

・オランダ盤はブルーヴァイナルがキレイ💕(音はお察し)

・CDは迫力を感じるものの、無理に音を引き上げられている感じで、とにかくレコードと比べると聴き疲れる。出力レベルの吊り上げはここ１０年くらいの流れなんでしょうか？とにかく疲れる。

#なんかスミマセン

#なんか疲れた、今日は