おもちゃじいさんの飛行機
初版 2017/08/21 13:20
改訂 2018/12/02 10:18
YF-12は、アメリカのロッキード社が1962年にアメリカ空軍向けに開発していた試作迎撃戦闘機です。アメリカがベトナム戦争に本格的に介入する頃でしょうか?
実戦で使われる事は無かったそうですが、後に1964年。超音速戦略偵察機SR-71 ブラックバードが作られました。
全長: 30.97 m
全高: 5.64 m
最大速度 マッハ 3.35
現在のロシアもソビエト連邦だった頃で、アメリカと兵器開発という冷戦まっただ中な時代ですね。結局、3機制作されたのみで、試験飛行で終わってしまった航空機が子供向けのオモチャのモデルになるとは、よほど子供心をくすぐるようなフォルムと認められたのでしょうね。
さて、この増田屋のYFー12にはオモチャとしての魅力の他に、もうひとつ深い思い入れがあるのですが・・・。
ウルトラセブン第9話「アンドロイド0指令」の中のワンシーン。
地球侵略をたくらむ宇宙からやって来たチブル星人が、玩具売りの人間のおじいさん(通称:おもちゃじいさん)に化け、町の子供たちへ実物と同じ殺傷能力を持つオモチャを売り歩いていきます。実物に近い動きと、音を出す、おもちゃじいさんの売るオモチャは、またたく間に子供たちに人気となり、次々と多くの子供たちに広がっていきます。
オモチャを売るおもちゃじいさん。
その彼を尊敬のまなざしで見つめる子供たち。。
「わたしの売るオモチャは、買って損が無いね。」
そう言いながら、おじいさんが手に取ったのが、このマスダヤのYF-12。
ブリキ製の戦闘機でした。
ちょうどその時、謎の事件を捜査していくうち、おもちゃじいさんの元へたどり着いたウルトラ警備隊員。おもちゃじいさんの廻りで遊ぶ子供たちの目の前で、このブリキの戦闘機がおじいさんの手を離れ、後ろから火をふきながら、勢いよく空を飛んでいきます。 ウルトラ警備隊の気配に気づいたおじいさん。 本物のように空中に飛ばしていた、YF-12を地面へうっかり落としてしまい、そそくさとオモチャを片付けて店じまいしてしまいました。
とまあ、説明は長いですが、1分あるかないか?のシーンに登場する、このブリキの戦闘機に一目惚れしてしまいました。大好きなウルトラセブンの好きな、いちストーリーの中に出てくるアイテムでしたので、なおさらだったのかもしれません。
ちなみに、物語の中で使われた機体は初期タイプの方で、コックピットのパイロットは1人の方が使われています。
ハムトシ
2017/08/21リアカーごと買い取りたいですね^^;
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mocopapa
2017/08/21ほんと、そう!!!このシーンは何度も観てますが、リアカーのオモチャの中にある「ゴジラ何ちゃらセット」というのが気になります。
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塚原ユズル
2017/08/21なるほど(笑)
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mocopapa
2017/08/21コレクターあるあるですねw
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ハムトシ
2017/08/21あとあのシーン、派手に胴体着陸するのを見るたびに「あぁ!勿体無い!」って思いますよね^^;
私だけ?
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mocopapa
2017/08/21 - 編集済みカッツーン!!!っと、落っことしてますもんね(´ω`)
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8823hayabusa
2017/08/21あの頃は普通に売っていたそこいらの玩具だったのですね。確かに今観ると勿体無い!
SR-71ブラックバードは航空機全般で一番好きな戦闘機でつ♪
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mocopapa
2017/08/22当時のブリキの戦闘機の作りは価格と比べると結構お買い得な仕事をしていたと思います。当時の価格のシールが貼ってありましたが、500円程でした(´ω`)
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mjmat
2017/08/23そう!!これですよ、これ!! この前入手したあのワッペン貼ってみたいです。
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mocopapa
2017/08/24あのワッペンは、どんなものに貼っても良いですよね(°▽°)、貼ったとたん、本物になっちゃうんですかね〜♪
劇中では、この機体はワッペンは貼られておらず、おじいさんの念力で飛んでいたと記憶しています。
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mjmat
2017/08/24記憶で書いていて,恥ずかしいです。本当にお詳しいのですね!
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mocopapa
2017/08/24いえいえ、好きなシーンなので何度も観て確認しているんですよf^_^;
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