(4)横長の本-1:桃山の屏風絵

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同じく、横長の本を展示します。

臨場感を表しやすく、腰を落ち着けてじっくり眺めるのに向いているかと。

A判B判を横長にした本なら、縦横比1対√2、開けば1対2√2(≒2.82)なので、映画のスコープサイズ以上の広さになりますね。

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[桃山の屏風絵]

編 集:朝日新聞名古屋本社企画部
出版社:朝日新聞社
発行日:不明 (会期:1979年6月15日-同27日)
大きさ:縦24.9cm 横30.2cm

※画像は、表紙の一部です。本が大きすぎて、スキャナの取り込み面に収まりませんでした。

「日本美術の精華 桃山の屏風絵展」という展示会の図録です。これも古本で買いました。展示は目にしていません。

考えてみれば、屏風絵は、画面の臨場感を意識した絵画作品、ということができそうです。

美しい庭、地上を見下ろした景色、大きく描かれた龍。当時の支配者は、屏風で理想の美や空想、神様の視点などを感じていたのか、などと想像します。

本としては、横長にしての臨場感があるとはいえ、ここまで縮小されるとお殿様の感動を追うのは難しい。やはり本物を見なければ。まあこれは、当たり前ですね。

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