北条時宗/さいとうたかを・高橋克彦

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※鎌倉時代。若くして執権となった北条時頼は、反執権派の北条光時、三浦泰村らとの権力争いの渦中にいた。ある日、宋との貿易を一手に引き受ける商人、謝国名の息子・謝太郎に出会い、彼によって蒙古の脅威を知る。宝治合戦で三浦一族を滅ぼした北条時頼は、地獄のような敵の有様を聞き、二度と鎧を着ない国づくりを決意した。
その治世によって平穏が訪れるが、病に伏した北条時頼は執権を辞して出家。嫡男の北条時宗を連れて旅に出る。一方、蒙古では、フビライがハーン(皇帝)となり、宋に攻め込もうとしていた。宋の国力の源泉を交易と考えたフビライは、有力な取引先・日本に狙いを定めた。
北条時宗は、蒙古の脅威が迫る中、執権の座に就く。
※高橋克彦原作の小説をさいとう・たかをが劇画化。
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