U.S.S.エクセルシオールNCC2000

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初号艦のU.S.S.エクセルシオールNX-2000はもともと、従来のワープドライブよりもはるかに高速で移動することを目的としたトランスワープドライブの実験艦として建造されたという経緯があるが、結局この試みは成功しなかった。その後U.S.S.エクセルシオールは通常のワープドライブへ換装し、登録番号もNCC-2000と書きかえて、ヒカル・スールー艦長の指揮の下にベータ宇宙域の調査任務に就く。

トランスワープ実験は失敗であったものの、エクセルシオール級の宇宙艦としての船体設計は成功したといえており、23世紀末の運用開始から80年以上経った2370年代でも、エンジンやコンピュータ等の内装機関を更新しつつ、現役艦として頻繁に用いられている。『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』のドミニオン戦争では大規模な艦隊戦に大量に投入され、『スタートレック:ヴォイジャー』118話「過去に仕掛けられた罠」では、造船所において24世紀後期の最新鋭艦であるアキラ級、イントレピッド級、ギャラクシー級宇宙艦らに混ざって、新規に建造中のエクセルシオール級宇宙艦を見ることができるほどである。対してエクセルシオール級の後継艦級であるはずのアンバサダー級はほとんど見かけることがない。

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