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- 11F 宇宙船
- USSヴォイジャーNCC74656
USSヴォイジャーNCC74656
要目
全長 344.4m
全幅 144.8m
全高 55.4m
デッキ数 15
乗員数 150
最高速度 ワープ9.975(光速の5754倍)
スタートレック第4のテレビシリーズ『スタートレック:ヴォイジャー(VOY)』の主役艦。惑星連邦宇宙艦隊所属のイントレピッド級長距離科学艦の2番艦として就航した最新鋭艦。正式名称は「U.S.S.ヴォイジャーNCC-74656」(U.S.S.は連邦宇宙艦、NCCは船体登録番号の意)。艦長はキャスリン・ジェインウェイ大佐。それまでの連邦艦は、例えばU.S.S.エンタープライズDは全長641m総重量500万tと、大きさと優美さを強調するデザインがされていたが、当艦は全長344m総重量70万tと、流線型かつ小型化されたデザインが特徴である。
第1船体(円盤部)はエンタープライズのような円盤型ではなく滑らかな三角形(弾丸型)をしており、さらにドーサルネックを省略して直接第2船体(推進部)が接続されている。ワープナセルは船体に対してかなり小型で、加えてそれを支えるパイロンは船体に対して上向きではなく水平に伸びている。ただしパイロンには可動ギミックがついており、ワープジャンプをする際に上向きに30度ほど持ち上がる。
イントレピッド級宇宙艦はディープスペースにおける長期間の科学調査を目的とした設計がなされており、3年間無補給での活動が可能となっている。U.S.S.エンタープライズDに代表されるギャラクシー級ほどの船体規模はないものの、搭載されている技術はより優れており、最新のセンサーやバイオ神経回路を用いたコンピュータシステムを搭載し、また宇宙艦隊最速の部類に入るワープスピードを誇る。船体隔壁はデュラニウム合金製で、クラス9のワープコアで作られたプラズマをEPS(Electro-Plasma System)というシステムで電力に変換し、艦内に配電している。その他、未知の宇宙域での様々な改造や需要にも柔軟に対応できる、非常に優れた船体設計がなされている。また『新スタートレック』のU.S.S.エンタープライズDに見られたようなクルーの家族や子供まで乗艦するスペースは設けられていない。
なお日本での放映が決定した際の邦訳呼称は「ボイジャー」であったが、当時大ヒットをしていた『新世紀エヴァンゲリオン』にあやかり、「ヴォイジャー」となったという経緯がある[1]。