紙粘土で作る飛行機フィギュア F8Fベアキャット 1/100 編紙粘土その4
公開日:2018/2/10
飛行機のキャノピーを塩ビ板のヒートプレスで作るのはコツがいるので、一言で説明するのは難しいですが、塩ビ板をケチらない、ということはあるでしょう。塩ビをケチると、熱して柔らかくした塩ビ板を木型に押し付けて下に引っ張るとき、上手くしわが取れません。木型は瞬間接着剤を染み込ませて磨いておきます。

塩ビ板は 100円ショップで売られている硬質カード ケースで、PVCという表記になっていれば塩化ビニールです。なるべく大きいサイズのものが良いですが通常A3まであるでしょう。スチロールより若干透明感が落ちますが、浸食には割合強い。汚れたら細めの模型用コンパウンドで磨けばきれいになります。

とりあえずキャノピーの透明パーツが抜けました。塩ビを切るのには盆栽用の先が細かく柄の長い剪定ばさみが今まで使った中で一番具合が良いのですが、これも100円ショップで入手可能です。これから本体に合わせてみます。

少し紙粘土を盛り上げてキャノピーと本体が合うように修正していきます。概ね密着しました。あと脚等のパーツも拵えてありますので、サフェーサーを塗って仮組してみました。

さてこれから仕上げ、塗装に入りますが、これが結構時間がかかります。サフェーサーは完全に硬化するのに丸一日ぐらいかかるわけで、2~3回塗ってペーパー仕上げ、コンパウンド磨きとなりますが、ここから先はほぼプラモデル製作の作業と同じです。塗装やマーキングは調べておきますが、マーキングはデカール印刷と行きたいところですが、何もないので手書き用のマスキングが大変です。エアブラシは養生が大変なので、このぐらいの大きさでは使いません。
100円ショップは飛行機フィギュアに限らず様々な工作の素材入手にはうってつけなので、時折無駄に買い込んでしまいます。
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