DVDプレーヤーのプチ改造ーーその2ディスク ドライブの将来は暗い

初版 2018/05/20 18:13

改訂 2018/05/20 20:42

CDプレーヤーが車載オーディオなんかからは消えつつ有るが、CD自作計画の難題を前にオーディオ用としてのディスク方式にはもう終わりが見えてしまった。


 

リサイクルショップで入手したDVDプレーヤーの改造を再度していますが、CDの機械作動部の振動がやはりかなり気になる。調べてわかったのはピックアップのマウントとモーターが同じだーーーこれ振動運動的にはピックアップとモーターは繋がったままーーなわけだ。モーター別マウント ベルトドライブ方式は比較的高価な専用機だけという事で、これ躓きました。というのもPC用の光学ドライブもこの点では殆ど同じだからです。それでも共振を可能な限り抑えるべく、クッションテープや銅板を両面テープで貼り付けたり見苦しい工作をでっち上げたら、とても静かになったので、これだけでも良いわ。上部のカバーにCD押さえのマグネットが付いていますが実にチャチだ。エポキシパテを盛り上げてガッチリさせておきます。でもピックアップ周囲に銅板貼り付けたせいでDVDの音声は出なくなった(原因不明)CD聴くだけだからまあいいか。


 CDの音質を悪化させている問題は考えてみると全てアナログ的要因なんだと気が付きました。CDの機械的作動とか電源の安定と言った問題がまず有るわけだ。あとICの放熱にアルミのアングル材をサーマル グルーで接着。熱対策もアナログ的。クロックの問題もアナログ化のタイミングのずれですしね。



 更にSPDIF出力が使えるのを良いことに、更にこれに同軸→光ケーブル変換基板を追加。なぜこんなことをするかって言えば、モーターがついている回路にオーディオ回路がGNDで繋がっているんです。モーターは最も代表的な雑音源です。故に信号ラインから一旦完全に電気的に切断出来るメリットって必ず有るはずなんです。これをするには通常パルス トランスとかフォトカプラを使いますが、まあ光方式はたぶんフォトカプラですね。LEDって光を当てると電気が流れるんですよ。

 でもこういった事は何を意味するかは明らかですね。ディスク ドライブのオーディオはSACDといえどもお先が知れている、ということなんです。


 ところで対策をすればするほど、音がおとなしい感じになるのは気のせいでしょうか。音のグレードが上がれば上がるほど、音が優しくなるようです。


 ※追記 CDの回転中、上からマグネットで抑える円形のパーツがあります。写真でみると小さい丸いのがそうですが、この上に10円玉を貼り付けたところ大きな効果が見られました。偏心を直しながら両面テープで接着。更に静かになり分解能の向上が聴覚的にも分かります。(CDプレーヤーそのものが静粛になったせいもあるかも)支えているパーツをエポキシパテで補強してあるので、他でも直ちに適用可能かどうかは分かりません。

 

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