鉄道模型のペーパー車輌といえば「ロコモデル」と謳われた昭和時代の近鉄電車モデルを紹介します。
ロコモデルは昭和40年代前半に浅草に開店した鉄道模型メーカーショップです。紙と木材を使って国鉄、私鉄問わず様々な車輌を製造、販売していました。オーダーメイドもできましたので、自分だけのモデルを手にすることができました。しかし、精密化したブラスモデルで様々な車輌がモデル化される中、平成11年に惜しまれつつ廃業しました。
製造時期により、品質の優劣があるため、塗装にひび割れや金属部の錆や劣化が発生するものも多くあり、状態の良いモデルは徐々に数少なくなってきています。