MS-09R リックドム ジャイアントバズ装備

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「ジオン公国軍」の宇宙用量産機。陸戦用MSである「ドム」の改修機。軍部の発注に対し、ジオニック社はザクIIの改良型である高機動型ザクII(R-2型)を、対するツィマッド社はドムの改良型であるリック・ドムを競合機種として提出した。一部性能では高機動型ザクIIの方が凌駕していたもののコストパフォーマンスに劣ったため、結果的に総合性能の勝るリック・ドムが採用された。胸部には拡散ビーム砲が内蔵されているが、出力が弱いためモニターに灼き付けを起こすことによる目くらまし程度にしか使えなかったが、太陽光以外に高い光量の光源が存在しない宇宙空間では地上以上に有効だった。
初登場の第31話では、トクワン大尉がシャアに「ザクよりはるかに使える」と報告したが、ニュータイプとして覚醒を始めたアムロ・レイとガンダムの敵ではなかった。
第33話では、コンスコン機動部隊のリック・ドム隊が連邦軍のホワイトベース隊に圧倒され、3分も経たずに12機が撃墜された。

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