ラッセルヨーヨー(コカコーラ ヨーヨー)

1976年に流行った コカコーララッセルヨーヨーです。ビギナー•プロフェッショナル•スーパーの3種類ありました。確かビギナーは150円位 プロフェッショナルは250円か350円？スーパーはう〜ん？500円位で販売されていたと思います。記憶違いなら すみませんm(_ _)m
ま、価格の記憶はどうでもいいので1979年に再ブームになつた時のCMを観てウキペディアでもお調べ下さい！

さ、本題に入りましょう！(⌒▽⌒)
恐らく皆さんの小学校の近所に必ずと言っていいくらい学校に癒着した文具店がありませんでしたか？僕の小学校の正門の前の歩道橋を渡ると文具店が有りました。
これがこの話に重要な役割を果たす事になる文具店、通称シュンちゃんの店です。

正式な名前は明石文具店と言う屋号があるのですが、この文具店の一人息子にして 容姿、性格まで親に生写しの2歳年上の友達 明石俊一君、だから、シュンちゃんの店と誰ともなく言うようになったのです。

この店は勿論、文房具 そしてウルトラセブンのアイスラッガーの代用品でもある赤白帽の他にお菓子 雑誌 ガチャガチャ ジュースまで置いてあり、もうここまで来ると 何が本業なのかと考えさせられるくらいの何でも屋でした。
『買い食いはやめましょう！』と、いつも担任に言われてはいるのですが、一歩 門を出て歩道橋を渡るとその如何わしい店に みんな吸い込まれていくのでありました！

あ、この如何わしい店の親父は学校との癒着もさる事ながら かなり悪どい商人で、例えるなら 一休さんに登場する桔梗屋！
当然 息子であるシュンちゃんもかなりのものでありました。
特にジュースはコカコーラ製品を中心に取引していて それをいい事にコカコーラの懸賞品や販売グッズはコネで一早く手に入れて いつも見せびらかされていました！
勿論、ここで紹介したラッセルヨーヨーも 同様で、いち早く一番高価なスーパー使用を持っていました！
そもそも、僕ら平民は最初 比較的 手に入れ易いビギナーを先ず手に入れます！
しかしながら、赤ブレザーの怪しげな白人のチャンピオンの華麗なるテクニックが腕前以前に 子供ながらに不可能であると 即座に認識出来るほどの軽くてチャチなものでした！
しかし、僕は諦めませんでした！
腕前より道具！
どうやって母を煽てて最低でも金！いや、最低でもプロフェッショナルをと！
そして ようやく手に入れられる高級品でした。

あ、またシュンちゃんのこと忘れていました。

話を戻すと、このシュンちゃん 何故か憎めない！いや、憎みたくても憎めない！文句も言えない！

何故なら、

話は又々シュンちゃんの店に戻ります。
このシュンちゃんの店の裏手にあるお地蔵様のおはなしをしなければいけないでしよう！
このお地蔵様はシュンちゃんの店が管理していて毎日お菓子をお供えしていました。

あーまた、お伝えするのを忘れていました！
実は、

僕には、

超能力、テレパシーを感じ取る事ができるのです！

あー言っちゃった〜ʅ（◞‿◟）ʃ

それは学校帰りその能力は発揮されるのです！
ふと、お地蔵様の前を通ると 何処からともなく声が いやテレパシーが伝わってきます！
振り返ると、その主は地蔵菩薩様からでした！

菩薩様 『あーそこの賢そうな僕！』

僕 『はい！何でしょう？』

菩薩様 『もう、おやつの時間じゃぞ！)

僕 『そうですね、しかし家には、
おっかあが待っているので帰ると
ころです。』
菩薩様 『いつも 良い行いをしている僕に
ご褒美としておやつをしんぜよ
う！』
僕 『ありがとうございます！』

そして地蔵菩薩様の尊いお慈悲でお菓子を頂くのでありました。

なので、シュンちゃんの店には頭が上がらないのでありましたとさ！

めでたし、めでたし！ 完！

https://youtu.be/zR0XOSQACx8