最近作製したものその1
初版 2023/10/30 10:10
改訂 2024/06/30 10:26
最近当館の存在を忘れかけていた矢先、先日に来館者数5000人突破記念のメールが届いたことで、約3ヶ月ぶりにアクセスした館長デテロニーです…w
いやご来館の皆様には本当に感謝しております。
前回の投稿から数ヶ月開いた訳でして、その間にコレクションは増える一方でガンガン投稿していく予定だったのですが、コロナに罹るわヤフオクでトラブルが起きるわで、モチベがすっかりなくなってしまいました…。
個別のコレクション登録は後に回すとして、今回はその間に増えた(作製した)コレクションを一斉放出で紹介していこうかと思います。
- 200系K41編成
まずは200系K41編成リニューアル車から。
筆者がずっと作りたかった編成ですね。
K41編成はマイクロから発売されていますが、併結非対応なのとそもそもの出来が(ry
なので、TOMIXのリニューアル車をベースにE編成最新製品の先頭車側面を切り継いで作製。
塗装はK25編成と同じく以下の缶スプレーを使用しました。
- 下地:1500番ホワイトサフ(クレオス)
- 飛雲ホワイト:灰色9号(クレオス)
- 緑帯:パークグリーン(タミヤ)
- 紫苑ブルー:ブルー(タミヤ)
上が221形、下が222形。
K41編成の先頭車はたった3組しかない1000番台の、その中でもトップナンバーとなる221-1001と222-1001です。
1000番台先頭車は窓割は0番台と同じだが屋根上は1500番台と共通仕様になっているのが特徴。
こちらは225-499。
1000番台先頭車のK41〜43編成は7号車の225形490番台に電話室小窓があるのが特徴。
模型は頑張って穴を開けてK31編成作製時に余った237-0の窓ガラスパーツを嵌め込みました。
同じく225-499の上り側屋根上。
リニューアル車の最新製品では237形用の大型空調機を再現した屋根板が新規製作されている。
このK41編成の種車となったリニューアル車、実はヤフオクで購入した最新製品なのですが、なんと出品者がこの屋根板を違う屋根板に掏り替えてから発送してくるという暴挙に出て、冒頭で述べた一悶着がちょっとあった訳です。
色々問い詰めた結果観念してこの正しい屋根板と取り替えてもらえましたが、皆様もご注意を…。
K編成の醍醐味と言えばやはり併結運転。
K41編成はリニューアル車でE3系「つばさ」との併結記録が明確に残っている編成で、E3系「こまち」との併結も記録はないが登場時期的に実現した可能性が十分あるポテンシャルの高い編成。
左がK47、右がK25、中央がK41編成。
こうしてリニューアル車の長男、次男、三男が揃いました。
K24,K31編成と合わせてこれでK編成は5本となり、K編成の増備はこれにて一段落付いた感じです。
- E2系J75編成
続いてはE2系のラストナンバー車J75編成。
1000番台の最終増備グループに含まれる編成でTOMIXから同形態が製品化されていますが、オープンノーズカプラー厨である筆者はKATOのE2系1000番台J60編成をベースに作製しました。
珍しくフルインレタ施工です。
10号車海側。
最終増備グループの特徴である大型フルカラー行先表示機をヤスリがけによる寸法拡大により再現。
またTOMIXのインレタによりJ75編成の表記を充実させました。
そしてもう一つの特徴であるパンタ横の遮音板準備工事の省略。
こちらは元々あった準備工事の突起をヤスリがけと塗装により削除して再現しました。
加工の様子。
肩部の突起のある部分だけをヤスリがけして均し、その上から直接クレオスの灰色9号缶スプレーを吹きました。
ご覧の通り、この灰色9号は模型の飛雲ホワイトと限りなく近似な色合いで、このような局所塗装でも全く違和感を感じさせません。
KATOベースなので当然オープンノーズカプラーを装備。
KATOベースにした理由の7割くらいはコレです。
左からJ12,J75,J52,J59編成。
元々はJ68編成がいましたがJ12編成の種車として消え、J60編成は2本購入しましたがどちらもJ52とJ75に生まれ変わり、ノーマルな形態の編成は全てなくなりました…w
- E3系R2編成
お次はE3系「こまち」の量産車前期型であるR2編成。
こちらもKATOベースで作製しました。
前期型は一応TOMIXから発売されていましたが、出来がね…。
前期型の特徴の一つは前面窓ワイパーが1本であること。
KATOのE3系「こまち」は後期型のR22編成がプロトタイプであり元々はワイパーが2本ですが、印刷表現なので片方を擦り落とすことで1本化出来ます。
TOMIXの場合前期型製品でもワイパーが2本になっており、しかもモールド表現なので1本化が非常に困難だったり。
もう一つの特徴が12・13号車間と15・16号車間の高圧線引き渡しがケーブルヘッドではなく車体引き込みとなっていること。
後期型であるKATO製では元々ケーブルヘッドになっているので、ジャンクの屋根板から適切な長さのパネルを切り出して交換しました。
そして最大の特徴が13・14号車間に"パンタのないパンタカバー"が設置されていること。
これは前期型が元々5両編成であったことの名残で、元から6両で出場したR17編成以降では見られません。
このパンタカバーはTOMIXの前期型のジャンクから移植したもので、そのままだと色合いが全然違うので飛雲ホワイトはクレオスの灰色9号、ケーブルヘッド周りのグレーはGMのねずみ色1号の缶スプレーで塗装しました。
前期型の強みはその併結相手の豊富さ。
古くは200系、赤帯8両のE2系、後年ではE5系とも併結していたので、どんな時代設定でも活躍させることが出来る。
特筆すべきは僅か9ヶ月間しか見られなかった幻のコンビである200系リニューアル車との併結で、時期的に前期型とR17編成しか存在せず実質的には前期型の専売特許のようなものでした。
その2に続きます。
ななじさんじゅっぷん(JRUZ)
2023/11/03 - 編集済み共有いただきありがとうございます.E3系前期型の屋根改造が見事ですね.
私もTomixの最新ロットから作りたいと思っていますが,E322の屋根が取り外せないのが悩みどころです.
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デテロニー
2023/11/04コメントありがとうございます!
実はKATOベースの前期型はこれで2本目だったりします…w
以前作製したものはケーブルヘッドの置き換えにTOMIXの屋根板も併用していて仕上がりが悪かったのですが、今回はパンタカバーのパーツ以外はKATOの屋根板だけで組成したので見た目が上々ですね。
TOMIXには前期型用の屋根パーツが存在するので、中古ジャンク品などからパーツを回収出来ればケーブルヘッドの置き換えはKATOより楽そうです。
ただ12,15号車のパンタカバーや前面窓など、大きな壁が立ちはだかりますが…。
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ななじさんじゅっぷん(JRUZ)
2023/11/04むむ,TomixのE3系こまちはパンタカバーが1000番台の仕様になっていること,すっかり忘れていました...
ワイパーもモールド表現のTomixでは一本化も一筋縄ではいかないですね.笑
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