東映宣伝部 東映まんがまつり(昭和46年夏) パンフレット 当時物

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東映宣伝部発行

昭和46年(1971年)月18日に公開された「東映まんがまつり」のパンフレットです。
ラインナップは、『アリババと40匹の盗賊』『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』『ゴーゴー仮面ライダー』『アンデルセン物語 おやゆび姫』『魔法のマコちゃん』の5本立て。
『アリババと40匹の盗賊』は『アリババと40人の盗賊』をベースに『アラジンと魔法のランプ』の要素も加え、ドタバタコメディタッチに仕上げたオリジナル長編アニメ。宮崎駿氏と小田部羊一氏の東映動画での最後の作品としても知られていますね。この作品は5年後の昭和51年(1976年)夏の「東映まんがまつり」でも短縮版がリバイバル上映され、私はその時に観ています。
『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』はテレビシリーズ第9話・10話のネズバートン編を再編集したものですが、他社作品ながら何と二番手の扱い。まだまだ第二次怪獣ブームの勢いがあったこの時点では、『仮面ライダー』よりも格上だったんですね。
その『仮面ライダー』は、トカゲロンと再生怪人軍団が登場するテレビシリーズ第13話をブローアップした『ゴーゴー仮面ライダー』を上映。テレビでは1号ライダーから2号ライダーに代わって間もない頃ですが、“変身ポーズ”を導入した『仮面ライダー』は人気に火が付き、劇場でのアンケートでも『ゴーゴー仮面ライダー』は1位を獲得。そして翌昭和47年(1972年)春の「東映まんがまつり」では、劇場版の新作として『仮面ライダー対ショッカー』が製作されることとなります。
『アンデルセン物語 おやゆび姫』は「カルピスまんが劇場」で放映されたテレビシリーズ第7話~10話を再編集したもの、『魔法のマコちゃん』はテレビシリーズ第28話のブローアップ版の上映でした。

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