新しいタイプのイージーリスニングだった
今じゃ考えられないけど50年代から70年代にかけてイージー・リスニングは最も人気があった音楽ジャンルだった....らしい。 この頃、イケてる若者はジャズやロックを聴いていたが普通のおじさんが休日に自慢のステレオで聴く音楽はイージーリスニングだったのだ。うちでも日曜の朝に聞くのはビリー・ヴォーン、カーメン・キャバレロ、カラベリ(カラベリときらめくストリングス)、リチャード・クレイダーマン、クロード・チアリ、パーシー・フェイス、マントヴァーニ、ポール・モーリア、ニニ・ロッソなどなど。 そのなかで「う~ん、これはちょっと違うぞ、なんだか新しい気がする」だったのがコレ。 当時、父親が8mm(ビデオじゃなくてフィルム)に凝ってて、編集・音入れして一本の作品にまとめてたのだが、このアルバムの曲はそのBGMとして多用していた。そのおかげで曲を聴くと8mmの映像が脳内映写されるのだ。 #コレクションログ #レコード #昭和 #イージー・リスニング