Ziel bestätigt! 〜其の一
初版 2022/11/23 12:36
改訂 2022/11/24 08:24
途中だったナースホルンを仕上げていきます。
ナースホルンはKV-1やT-34に対抗するために開発された対戦車自走砲で、ヤークトパンターと同じ71口径88mm砲を搭載してます。
陣地変換に手間がかかるのが大砲の難点。自走砲は「大砲が自分で移動できたらよくない?」って発想から生まれました。
分類や運用は国や時代によって様々です。戦車ですが砲兵部隊の車両です。WW2のドイツでは多様な自走砲が運用されました。
「突撃砲」
これは歩兵の支援兵器。車高を出来るだけ低く低くするため砲塔を廃し、その結果大きい砲を搭載し敵陣地に直接砲撃を加えることができました。後に大口径化され対戦車運用をされるようになるらました。ミハエル・ヴィットマンは3号突撃砲でバルバロッサ作戦に参加、禁止されていた戦車との交戦を行い6両のT34を撃破したそうです。
「駆逐戦車」
自走砲に対戦車砲を積んでラウトレンジから狙撃するために生まれたのがこのナースホルン(最初の名前はホルニッセ)。しかし積極的に対戦車攻撃をするにはオープントップのペラペラ装甲では心許ない。そこで、固定戦闘室ならではの大口径砲と重装甲の駆逐戦車が開発されました。機甲部隊に配備さた駆逐戦車は陣地防衛や待ち伏せ、進軍する友軍の露払いを担いました。ヤークトパンターはこの駆逐戦車に属します。
同じ88mm砲でも、ティーガー1の56口径より高い貫徹力を有する71口径✨
大砲での口径はピストルの口径とちょっと意味が違います。ピストルだと銃身の内径、もしくは弾丸の直径を指します。が、大砲では砲弾の直径に対する砲身長の割合を表わしています。
口径=砲身長÷砲弾の直径
なのでティーガー1の88の砲身長は約4.9m、ナースホルンは約6.2mになります。
シャドウを入れたら剥がし液を吹いてベースを塗りました。
水で湿らせて、
そのまま筆をシャカシャカして剥がしていきます。
こんな感じ✨
Fortsetzung folgt...
利右衛門
2022/11/23 - 編集済み塗装が剥がれてそこから錆が…という自然の摂理に沿った作業工程。
これはゴシゴシが楽しいやつですね🔥
楽しくて、ついゴシゴシやり過ぎてしまいそうです(笑)
10人がいいね!と言っています。
ace
2022/11/23剥がしたいところがあんまり剥がれなくて、ちょっと剥がそうと思ってたところがガサっと剥がれたり…😅まだまだエアブラシのコントロールが出来てないので層の厚みにムラがありすぎるんですよね…
手間かかるんですが効果的で楽しい技法です❗️考えた人天才ですよ❗️
13人がいいね!と言っています。
T. S
2022/11/23 - 編集済み剥がし液工法、やってみたいですねー。娘のケープをこっそり使って今度やってみようかな。
後部ドアの内側、乗員がしょっちゅう触るところからハゲてる感とか、ハゲ方もよく考えられてます👏
しかしナスホルンのハチハチは長砲身ですねぇ。
8人がいいね!と言っています。
ace
2022/11/23ありがとうございます😊
是非トライしてください✨
フィギュアを並べるとよりそう感じますね🤔
9人がいいね!と言っています。
レイレイ
2022/11/23 - 編集済みシャカシャカ剥がし。
不思議。
上から乗せる錆感と大違いですか…?
ますます大阪が楽しみです🎵
8人がいいね!と言っています。
ace
2022/11/23剥がしてから、さらに上から描くんですよ✨😁
8人がいいね!と言っています。
レイレイ
2022/11/23下から上から…へぇ!テクニシャン👏
7人がいいね!と言っています。
ace
2022/11/24アップするとわかるかな?🤔
今度は1/35になるのでこれより情報量を増やします✨
7人がいいね!と言っています。
レイレイ
2022/11/24はいなるほど!
リアルなポロッと剥がれた感の錆の模様に見とれてました。
そして…だんだんそれが怪獣消しゴムに見えてきちゃった私はやっぱりウルトラ病!(笑)
5人がいいね!と言っています。
ace
2022/11/24ナメゴンかな😁
9人がいいね!と言っています。
オマハルゲ
2022/11/23 - 編集済み改めて見るとナースホルンの砲身って異常に長く見えますね。
個人的にはナースホルンよりフンメルに魅力を感じてます。
(ガルパン絡みで戦車をもっと作りたくなってますw)
6人がいいね!と言っています。
ace
2022/11/24ホント長いです😅
対戦車自走砲を作れ❗️とのことで、フンメルの榴弾砲を88に換装してできたのがホルニッセンだったそうです。
フンメルの榴弾砲もなかなかゴツいですね✨
8人がいいね!と言っています。