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萌木の村メイフェア

  • #200体を超えるアーティストベアを取り揃える
  • #実店舗あり
  • #山梨県

1995年 山梨県 清里 萌木の村内に英国の生活雑貨店としてOPEN。
以来、 常時200体を越える「アーティストテディベア」と英国の香りを感じさせる「モノ」、八ヶ岳カントリーライフを充実させる「ガーデン&LIFE用品」、手づくりクラフトやアンティークなどの「一品モノ」などを販売。

「生活に潤いを与える『モノ』を提案するショップ」を常に意識して営業しております。
テディベアはアンティークベアからシュタイフ、メリーソート、アーティストベアどれも展示ではなく、販売商品として店内展開。

山梨県北杜市高根町清里3545 大きな地図で見る

0551-48-4671

<営業時間>10:00~18:00
<定休日>毎週木曜日(夏期・GW・年末年始 無休)
*詳細は、電話で確認をしてください。

*お店に足を運ぶ前に、HomePageで最新の情報を確認することをお勧めします。

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コート解体新書:第一回「ステンカラーコート」当たり前にも色々ある

元来私は寒がりなこともあって、夏よりも冬の方が正直苦手。でも、装いに関しては冬場の方が断然意欲が出てくる。

暑い時季には考えたくもない重ね着が愉しめるからで、中でも一番上に羽織ることになるコートについては、「今日は何を着ようか?」と一人でワクワクすることも多い(笑)。

ただし、地球温暖化による暖冬傾向や保温性の高い下着の進化もあってか、世間では以前に比べてコートへの関心が薄らいでいるような気がしてならない。

と同時に「???」と首をかしげたくなるような、トレンドのみを追っているような浅くて説得力に欠ける解説や情報も多く目にするようになっている。

今日一般的に身に着けている衣服の中では、コートほどその起源が形状や用いる生地にハッキリと残っているものはない。

なのにそれを無視してどうする…… と言いたくもなるのだが、現行の既製品のそれを見るにつけ、これは着る側ではなく作る側、つまりコートのブランドのデザイナーや企画者の知識がかつてほどはなくなっている点のほうにこそ問題の根幹があるのかな? とも感じる。

欧米諸国に比べコートが活躍できる季節が短いわが国では、特にメンズのものは1シーズンで処分されるものではなく、短くても10年長ければ次世代に引き継げるだけの使用に耐えうる堅牢さと普遍性の高さが求められるべきだ。

作る側がもはやその文法を理解できなくなっているとしたら、使う側が理論武装するしかそのようなコートを得られるチャンスは皆無になってしまうだろう。という事で、今回から数回に渡り代表的なコートについて
・起源
・大まかな形状とシルエット
・特徴的なディテール
・生地

などに焦点をあて解説することにしたい。まずは手始めに、日本では気候がら最もポピュラーなコットン系のコートについてお話ししよう!