オール・シングス・マスト・パス

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EAS-67107-9(再発盤)
日本発売日 1970年11月27日

写真1:2 ジャケット
写真3 インナースリーブ
写真4:5 レコード一枚目、二枚目のレーベル
写真6 三枚目のジャムセッションの「アップル・ジャム」のレーベル。
ジャムの瓶がデザインされてます。
写真7 付属のポスター

最初に日本で発売された際、提灯帯に書かれたアルバムタイトルは「ジョージ・ハリスン」でした。
後に原題が「ジョージ・ハリスン」というアルバムが出た際、日本で「ジョージ・ハリスン」を本作で邦題として使用した為、そのアルバムは「慈愛の輝き」と邦題がつけられます。

所有している再発帯の本作では「オール・シングス・マスト・パス」となってます。

こちらの帯になってからの頃はジョージの低迷期で、高価な三枚組で、あまり仕入れをしているレコード店も無く逆にレアです。

手に入れた頃はレコード店で眺めるだけでしたが、CD時代になり、レコード処分セールで半額で購入しました。

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発売当時、ジョージの不在時、ジョージの自宅を訪れたジョンが、ジョージ宅に住んでいた共通の友人に残したメッセージが、

「アイツは頭がどうかしちまったんじゃないのか?(一度に)3枚もレコードを出すなんて。それにこの写真、まるで喘息に苦しむリオン・ラッセルじゃないか」

これを聴いてジョージは、

「いかにもジョンらしいだろ?」

と、アメリカの雑誌「クロウダディー」のインタビューで、永遠の兄貴分の強烈な個性をさらりと一言で紹介している。

毎日ラジオから流れる「オー・マイ・ロード、マイ・スウィート・ロード」のコーラスに、ジョンは、

「(ラジオの)スイッチを入れたら必ずと言っていいほどジョージの曲だ」

と、ため息まじりに騙ったという。

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