コード·L29。

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ソリド。1/43 コード·L29。

アメリカの富豪でモータリゼーションの礎
を築いたエレット·コード。

アメリカ自動車産業のハイエンドモデルであるデューセンバーグも有した自動車産業家のエレット·コードが、超弩級高級車のデューセンバーグと普及価格帯のオーバーンの中間価格帯のブランドで、自らの名を冠したコードブランドを興した。

ライカミング製直8エンジンを搭載したFF駆動モデルが、1929年発売のコードL29。

しかし市販化を急いだ余りに幾つかの機構的欠点も有していた上に、L29が発売された数カ月後には株価大暴落による世界大恐慌の憂き目に合い、改良もままならぬ内に少数の生産に留まってしまった悲運の車。

このソリドのコード·L29は、ローリングトゥエンティーズと呼ばれた、アメリカ黄金時代の1920年代最後の栄華を知るクラシックカーらしさがとても良い雰囲気で再現されており、お気に入りの一台です。

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