-
キハ310形 関鉄カラー(限定品)
キハ310形は、沿線開発により急激な通勤路線化が進んだ常総線の輸送力増強のため、1977年から8両が増備されました。完全な新造ではなく、床下機器類を国鉄キハ16・17形から流用しているのが特徴で、1両単位で編成を組むことができます。 模型は事業者限定品の317+318です。 一般流通品では車号が315+316になっており、前面のワンマン表示は印刷済みの状態になっています。 オレンジと茶の帯を巻いたこの色は「関鉄カラー」と呼ばれており、キハ2000シリーズ以前の車両の標準塗色です。 黒の台車と、グレーの床下機器の区別がしっかり表現されており、更に連結器のTNカプラー化を全ての面に実施しました。 317号車に動力を入れています。 なお、同車号の実車は既に引退しています。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC 関東鉄道守谷駅Tsukuba-3000
-
キハ2100形3次車
1993年に旧型車置き換え用として登場しながらも、現在の常総線新型車両のスタイルを確立したキハ2100形。こちらは、増備によって各所が変更された3次車(2109-2110)をモデルとしています。 2・3次車行先表示器にはLED式のステッカーを貼り付けるのが正しいです。 動力ユニットは搭載しないトレーラー編成とし、先頭部はTN化する事で、2101-2102に増結させた4両運転に対応させています。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC タムタム秋葉原店Tsukuba-3000
-
キハ2100形1次車
1993年に旧型車置き換え用として登場しながらも、現在の常総線新型車両のスタイルを確立したキハ2100形。そのうち、最初期に製造された1次車(2101-2102)をモデルにした製品です。若干正面窓の寸法が以降に登場した車両と異なっています。 仕様上、1次車の行先表示器には幕式のステッカーを貼り付けるのが正しいです。 なお、この塗装は京成グループの観光バスに施されていた塗装とほぼ同じであり、KaNaC色と呼ばれています。現在、2100形でこの塗色を維持する車両は2101-2102のみです。 2101にTM-15動力ユニットを搭載し、先頭部はTN化する事で、通常期の2両運転と増結4両運転に対応させています。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC 2015年9月Tsukuba-3000
-
国鉄EB10形
1927年に蓄電池機関車・AB10形として製造され、1931年に通常の電気機関車へ改造されてEB10形になりました。実車は王子駅付近の須賀線専用機として運用されました。1972年に廃車され、1号機が東京都府中市に保存されています。 模型はその1号機がモデルです。「ノスタルジック鉄道コレクション」という新ジャンルの鉄コレで記念すべき第一弾としてラインナップされ、大きな話題を呼びました。ラインナップの中でもEB10形が一番人気のようで、中古品でも相応の価格で取り引きされています。 実際には無かったと思いますが、手持ちのシキ1000やコキ200を連結させると一気に専用線感が増します。 #貨物列車 #機関車
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC ヨドバシカメラ上大岡店Tsukuba-3000
-
10020形(第3編成)
1961年、富山地鉄初のユニット車両として登場した車両が10020形です。設計は日本車輌製造によって手掛けられ、当時の地方私鉄でベストセラーとなった「日車ロマンスカー」の一派でもあります。登場当初は3両編成でしたが、のちに2両編成となりました。 ワンマン改造がなされなかった事から、晩年は増結用のクハを連結してラッシュ時やシーズン期のアルペン特急などに使用されました。 この第3編成は、2019年9月29日のラストランイベントをもって引退となり、同時に10020形は形式消滅しました。 写真の模型は鉄道コレクションの「ありがとうモハ10020形2両セット」を使用していますが、16弾で製品化された妻面に帯が回っている車両も保有しています。現在動力が不調なため、組む編成によって車体を載せ替えています。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC タムタム秋葉原店Tsukuba-3000
-
10030形(第3編成)
10030形は、京阪初代3000系の車体を譲り受けたもので、1990年から譲渡が開始されて現在の在籍数は17両と、地鉄電車の最多勢力となっています。 当初、台車と床下機器は営団地下鉄3000系のものを使用していましたが、金沢総合車両所から廃車となった485系・419系の台車・床下機器を譲り受けて、出力向上の改造を行なった編成も多く存在します。 2013年には8030番台として運用されていた2階建て車両を追加で譲り受け、3両固定編成の「ダブルデッカーエキスプレス」として京阪時代の装いを復元された編成もいます。 模型は鉄道コレクションを動力化したものです。中間の妻面はジャンパ線の表現がリアルなKATOカプラーに換装しました。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC タムタム秋葉原店Tsukuba-3000
-
14760形+クハ175
14760形は、1979年に地鉄初の冷房車として登場しました。 日本車輌で製造された18m級電車で、長距離の乗車も考慮されたため車内は転換クロス主体となっています。 先頭部は細いセンターピラーに2枚窓、ブラックアウト処理といった当時流行りのデザインが取り入れられました。 白地にグレーと臙脂の帯が回った雷鳥色が基本ですが、一部車両は10030形に合わせた黄色と緑の塗装に塗り替えられています。最後の地鉄自社発注車輛として、現在も活躍中です。 クハ175は多客時に2両編成に連結される制御付随車で、朝ラッシュや観光シーズンに活躍しています。 模型は、鉄道コレクションから発売された14760形+クハ175の3両セットで、車番は14763+14764+175です。 この製品では妻面にもグレーの帯が回っていますが、今は省略されているようです。 14760形の妻面をジャンパ線が実感的なKATOカプラーに換装しています。一方で、14764の先頭部と175の妻面は、解結時の見栄えを良くするため車体マウントのTNカプラーとしています。 人気の車両ですが再版はされておらず、中古品でもそれなりの価格が付くことがあります。
鉄道模型 Nゲージ TOMYTEC ポポンデッタ秋葉原店Tsukuba-3000