Tamiya 1/24 プラモデル フォルクスワーゲン タイプ1(ビートル) 1300 1966年

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2023年7月頃製作。

ドイツにてフェルディナント・ポルシェ博士により30年代に開発が始まった小型車は、戦後フォルクスワーゲン(ドイツ語で直訳すると「国民車」)として量産が始まり、国内のみならず海外にも多数輸入され、西ドイツ経済の復興に大きく貢献した。この成功は、ベーシックカーとして当時としてはかなり先進的・前衛的で優れた設計思想を持っていただけでなく、各国にて綿密に構築された質の高いディーラーサービス網によるものも大きい。ちなみに「ビートル」という名前は実は正式名称ではなく愛称だった。聞くところによると、生産工場を見学したある女性が、車を目にして「カブトムシみたいね」と発言したことが発端とか。ほんとかな…?

製作は、タミヤのキットを使用。あくまでドイツ車らしく、質実剛健さを感じさせる仕上がりを目指し、オリジナルを尊重して製作。キット自体はかなり前から手にしていたが、ボディカラーがなかなか決まらなかった。ある時、ふわっとアイボリーのような黄みがかったホワイトのタイプ1が思い浮かんで、あぁ、これを作れということかなと思い、その通りのワーゲンを製作した。

ワーゲンが出てくる映画や音楽は山ほどあると思うが、その中で僕が特に好きなのは大滝詠一の「雨のウェンズデイ」という曲で、「壊れかけたワーゲンのボンネットに腰掛けて…」と始まる。ちなみに作詞は松本隆だ。

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