ササクレヒトヨタケ

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ラオス 1985年

Wikipediaより引用
学名:Coprinus comatus
ハラタケ科ササクレヒトヨタケ属に属するキノコ。極地を除いてほぼ全世界に広く分布する。日本国内でも、各地で普通に見出される。
全体の高さ3-12㎝ほどになる中形ないしやや大形のキノコで、かさは先端に丸みを帯びた円筒形を呈し、通常は平らに開くことはなく、全長1.5-7㎝、最も太い部分の径は1-3.5㎝程度である。表面は白色・繊維状で粘性を欠き、灰白色ないしかすかにクリーム色を帯びた平たいささくれ状の鱗片が散在し、かさの縁は裂けやすい。
ひだはごく密で柄に直生ないし離生しており、薄くて比較的幅が広く、幼時は白色であるが、成熟に伴ってかさの縁から次第にピンク色を経て灰紫色となり、さらに黒変し、かさの肉とともに最後には黒インク状に液化・溶解して消え去る。
有名な食用キノコのひとつである。しっかりした歯ごたえがあり、旨味が強く、抗酸化作用も期待できる。海外では、「キノコ狩りの超初心者が、まず覚えるべきキノコの一つ」として扱われている。

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