ヤマブキ

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日本 2015年

Wikipediaより引用
学名: Kerria japonica
バラ科ヤマブキ属の落葉低木。
日本では北海道南部、本州、四国、九州に分布し、国外では朝鮮半島、中国に産する。低山の渓流沿いや山の斜面、やや湿り気のある明るい林の木陰などに群生する。古くから親しまれた花で、庭にもよく植えられる。
樹木ではあるが、茎は細く、柔らかい。背丈は1-2m程度で、立ち上がるが先端はやや傾き、往々にして山腹では麓側に垂れる。地下茎を横に伸ばし、根元から叢生して株立ち状になる。幹の根元の太いところは灰褐色で皮目が目立つ。若い枝は鮮やかな緑色で稜があり滑らかで、ややジグザグに伸びる。枝はその後、次第に木質化して褐色になり、3-4年で枯れる。葉は互生し、長さ4-8の倒卵形で、葉縁は重鋸歯がはっきりしており、葉身が薄く、表面にしわがある。秋になると黄葉し、花と同様に山吹色に染まり、初冬まで見られる。
花期は4-5月。直径30-50mmの鮮やかな黄色の花を、当年枝の先に多数つける。花は一重のものと八重のものがあり、特に八重咲き品種が好まれ、よく栽培される。

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