バックギャモン
バックギャモンの歴史は大変に古く紀元前数千年も前からあり、日本でも奈良時代頃から盤双六と呼ばれ、盛んに行われていました。バックギャモンの人気の秘密は簡単なルールながらゲーム展開は非常に変化に満ちている点にあると言えます。
エポック社の新書判サイズのブックゲームシリーズBG-4です。同シリーズ第1期八作の一作で(たぶん)初版品です。
今の日本では若干馴染みの薄れたバックギャモンですが、大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」でも重要な小道具として使われている超古典のボードゲームです。必要十分な説明書も付いていますので、遊び方の知らない人でも安心です。
サイコロ2個を振って、出目の数だけ駒を進め、自分の15個の駒を上がりにするゲームで、要は「すごろく」です。ただし、盤面は相手陣営と自陣営に分かれていて、駒は相手陣営から自陣営への帰還を目指すので、両プレイヤーの駒は逆向きに進み合うことになり、自分の駒で相手の駒をヒットすればそれを盤外に出す(振り出しに戻す)こともできます。駒の動かし方に戦略的判断が必要になります。勝敗は最終的にポイント制なので、人気の秘密が麻雀と同じく賭けの要素にあった事は公然の秘密です。
ケースはモールドの入った専用のプラスチック製、盤面は紙、駒はプラスチックで、マグネット付きではありません。
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