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ヴェリキエ・ルキ攻防戦 Velikye Luki
『ヴェリキエ・ルキ攻防戦』は、1942年11月にヴェリキエ・ルキに対して実施されたソ連軍の攻勢を再現している。赤軍の狙いは、レニングラード~ヴィテブスク間の鉄道遮断と、ドイツ軍の予備兵力の吸引にあり、それにはヴェリキエ・ルキの確保が不可欠であった。この地域に展開しているドイツ軍は、消耗した2個師団と雑多な小部隊だけだった。しかし、ヴェリキエ・ルキのわずかな守備隊は、数ヶ月を費やして防御施設を構築していた。この戦いは東部戦線ではありふれた風景となっていく、残忍で血まみれな戦いとなるのである。
これは国際通信社が発売した「コマンドマガジン誌」76号の付録ゲームです。誌面中ヒストリカルノート3ページ、その他の関連記事が(連載分含め)10ページあります。
元々アメリカのCritical Hit社が2000年頃に発売したゲームの日本語版で、『Turning the Tables』のシステムを使用しています。
GDWの『WHITE DEATH』と同じテーマをほぼ同じスケールで扱っています(ユニット規模は大きい)。マップは同じくフルマップ1枚ですが、面白いことにマップの切り取り向きが変わっていて、東西方向が長辺になっています。
戦術的要素はランダムな戦闘チットで再現し、C3Iポイントと活動ポイントを消費して1ターンに3回までのセグメント(移動と戦闘)を実施できるというシステムを使っています。割と手間のかかるシステムなので、1ターンの所要時間がおよそ1時間目安だそうです。
シナリオは序盤の3ターンシナリオと、全体を通した9ターンシナリオの2本が収録されています。
#ベリキエルーキの戦い #独ソ戦
ターンスケール: 1ターン=6日間
マップスケール: 1ヘクス=2㎞
ユニットスケール: 1コマ=大隊~旅団規模