The Roaring 20's　ローリング20's

『Roaring 20's』は組織犯罪と法執行機関のゲームです。各プレイヤーは犯罪組織のボスとなってゲームの終了時に最も多くの金を蓄える事を目的とします。プレイヤーはまた市警本部長の役を演じることもあります。市警本部長は他のボスのもぐり酒場を閉鎖させたり、犯罪を行ったボスを追跡したりできます。あるいはそうしない見返りに他のボスから賄賂を取ることもできます。

このゲームはアメリカのYaquinto社が発売したもので、日本では㈱ビバリーエンタープライズが和訳付きで輸入販売していました。残念ながらビバリー版の和訳ルールはちょっと独自のルールになっていますので注意が必要です。
禁酒法時代のアメリカの架空の大都市におけるギャング団同士の勢力争いを扱ったゲームです。基本的には市内の銀行や企業を襲って金品を強奪し、隠れ家に持ち込むことで現金化して、最終的に最も金を貯めたプレイヤーが勝ちます。もちろんカードのプレイによって他のプレイヤーの妨害もできます。またプレイヤーは毎ターン回り持ちで市警本部長になり、その回には警察として他のボスの逮捕を狙うことになります（そのターンは自分のギャング活動はお休みです）。賄賂を受け取って手心を加えることもできますし、賄賂を貰いながらもお構いなしだって可能です。やり過ぎれば次のターンに報復が待っていますが。
スピーディでエキサイティングですが、人数が多いとややごちゃごちゃしがちで、４人がベストかもしれません。

#ギャングスター　#狂乱の20年代

ターンスケール：　不明
マップスケール：　不明
ユニットスケール：　1コマ＝1チーム