補修

初版 2021/01/31 18:55

本物のコレクターは恐らく絶対こんなことはしないと思う。まともなお金を払って収集に値する絶品を購入するから。

処が私はコレクターでなく、ここに展示しているものは「集まってきた」ものなので、こんな感じで丁寧に補修をしています。

このザビア・クガートの盤は、今まで補修した中で最も損傷の激しい、経年劣化の激しい、補修のしがいの在るものでした。もちろん補修したのは盤では無くジャケットだけれど。


ザビア・クガート楽団 ゴールデン・クガート

/On-Site-Iwamura/items/506

〝音斎処〟

こんな感じで、エッジがぼろぼろになっているものを、和紙を使って補修していく。

〝音斎処〟安田邸コレクション(く)にアップしているものには、こうして補修した盤が沢山含まれています。ま、これは金銭的な価値では無く、歴史と生活の一端を残していきたいという考えからですが、そんな大層なものでもないか(笑)

レーザーターンテーブルを使えば、盤に収録された音そのものは、収録当時の熱量そのものは、比較的簡単に再生できるので‥‥。


#参考

#思い出

#補修

◇ 岐阜県恵那市岩村町にある安田邸で、〝音斎処〟名義にて(株)エルプ製の光学式ターンテーブル『レーザーターンテーブル』を使って三月から十月の毎月一回第四土曜日にレコード・コンサートを開催しています。
◇ ここミューゼオでは、〝音斎処〟@安田邸に寄贈されたアナログ盤の中から、洗浄と盤のチェックが終わり、リスト化され段ボール箱に仕舞われている盤を、ほぼ箱単位で紹介しています。
◇ ここに紹介しているアイテムは、文句カード(紙資料)を除き、全てアナログ盤(ヴァイナル盤及びシェラック盤)です。CD、DVD等による出版音源は展示しておりません。
◇ 2023年より、紙資料として「取扱説明書とカタログ」を追加し、新たにコレクションルーム化としました。

http://www.tajimiyori.com

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