価格変更シール
初版 2021/01/21 10:32
古いレコードを扱っていると時々出会うのが「価格変更シール」だ。
この盤もそれがある。
いわゆる「高度成長時代」には、物の値段がどんどん上がったものだ。もちろんそれに見合う(かは疑問だが)賃金の上昇もあったのだが‥‥。
また今のようにネット販売もなく、「レコード産業」と呼ばれる『産業』であった時代、一年もすればこのタイトルが手に入らなくなってしまう、等ということも無かった。従って、初プレス時と再プレス時で値上げのために価格が違ってしまう事などが起きたわけ;そんなときには、レコード屋さんが一枚一枚新価格のシールを貼ったりしたのだ。
今振り返ってみれば「のどかな時代」であったかもしれないが、その時代その時は今と同じくらい「せわしかった」ように記憶する。
#思い出
〝音斎処〟
◇ 岐阜県恵那市岩村町にある安田邸で、〝音斎処〟名義にて(株)エルプ製の光学式ターンテーブル『レーザーターンテーブル』を使って三月から十月の毎月一回第四土曜日にレコード・コンサートを開催しています。
◇ ここミューゼオでは、〝音斎処〟@安田邸に寄贈されたアナログ盤の中から、洗浄と盤のチェックが終わり、リスト化され段ボール箱に仕舞われている盤を、ほぼ箱単位で紹介しています。
◇ ここに紹介しているアイテムは、文句カード(紙資料)を除き、全てアナログ盤(ヴァイナル盤及びシェラック盤)です。CD、DVD等による出版音源は展示しておりません。
◇ 2023年より、紙資料として「取扱説明書とカタログ」を追加し、新たにコレクションルーム化としました。
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