2023年〝音斎処〟初めの追加情報‥‥デミックスの研究
初版 2023/11/26 12:51
今年の〝音斎処〟初めに、岩村の京屋家具店にて行った、ビートルズのデビュー曲『ラヴ・ミー・ドゥ』に関わった3人のドラマーのドラミングの違いについて、いつもお世話になっているジャズトリオ・音セレブの佐藤さんに解説をお願いして好評を得られました。
その時にはまだ入手してなかったソフトによって、今このテーマに関してビジュアル化を施してみました。それが下図です。
これは、ビートルズの新曲やゲット・バックセッションの解析などで話題になっている、デミックス(音源分離技術)と同じような技術で三人が演奏したそれぞれの「Love Me Do」を解析し、ドラムを含むパーカッション部分だけを取り出し、スペクトラル分析した結果です。
このスペクトラル図でも各人の特徴が見て取れますが、改めて聴き直しても特にリンゴの演奏に難があるとはとても思えないのです。
プロデューサーG・マーティンは何が不満だったんだろう?
そんな新たな疑問が浮かんできます🧐
この辺りは来年の〝音斎処〟のネタとして温めていきます🤘
追加画像は、同じ並び順で波形です。
〝音斎処〟
◇ 岐阜県恵那市岩村町にある安田邸で、〝音斎処〟名義にて(株)エルプ製の光学式ターンテーブル『レーザーターンテーブル』を使って三月から十月の毎月一回第四土曜日にレコード・コンサートを開催しています。
◇ ここミューゼオでは、〝音斎処〟@安田邸に寄贈されたアナログ盤の中から、洗浄と盤のチェックが終わり、リスト化され段ボール箱に仕舞われている盤を、ほぼ箱単位で紹介しています。
◇ ここに紹介しているアイテムは、文句カード(紙資料)を除き、全てアナログ盤(ヴァイナル盤及びシェラック盤)です。CD、DVD等による出版音源は展示しておりません。
◇ 2023年より、紙資料として「取扱説明書とカタログ」を追加し、新たにコレクションルーム化としました。
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