Very cool and dandy jacket!
初版 2022/05/12 13:20
改訂 2022/05/12 13:25
最近、素材説明ばかりを更新している気がするので今回は久し振りに仕上がったアイテムをご紹介します!
素材を見て、触って、あれこれ想像するのも最高に楽しいですけれど、やっぱりファッションってカタチになったアイテムを「着てなんぼ」ですもんね。
今日はとてもクールでダンディなジャケットをご紹介します。
↓こちら↓ です。
「近年は染料を一切使わないEco-friendlyなコレクション:British Undyed Woolで名を馳せている名門UKミルMarling & Evansの50% Wool + 50% Linen(290g/m)素材」でお作りしたジャケットです。
Linenブレンド素材ならではの清涼感とカジュアル感と光沢、絶妙なカラーリングと大きさのハウンズトゥースが見事な逸品です!
そんなカジュアル感が強めの素材をフォーマルテイストあふれるスタイルで「料理」したのがこちらのジャケットです。
具体的には「ややワイド巾:10.0cmのピークトラペル」「実際に細いロープを入れて構築するロープドショルダー」「シングルブレステッド1ボタン」「カッタウェイフロント」「スランテッド/ハッキングポケット」といったデザインでお仕上げしました。
結果、カジュアルとフォーマルが高い次元で融合したオーダーメイドならではの1着に仕上がったと思います。
「天然マテリアルならではの上品な輝きを放つブラックマザーオブパール(黒蝶貝)ボタン」「クラシカルなターンナップカフス」「美しいハンドステッチがあしらわれた観音開きのバックライニング」といったディテールも見逃せません!
うん、とってもかっこいいですよね〜〜!
ビジネス/カジュアル両面での普段使いはもちろんのこと、例えばホワイトのボトムスを合わせてガーデンパーティといった場に着て行ってもとっても良さそうではないでしょうか!?
実は僕が今仕込んでいるジャケット&ボトムスも同じコンセプト:フォーマルとカジュアルの高次元での融合なんですよね、期せずして!
早く仕上がらないかな、ワクワク😊
では、ディテイルを見ていきましょう。
ラペル&ショルダーです。
なんともシャープで美しい「顔」ですよね😉
裏仕様です。
随所に職人技が光る丁寧な作りに僕も大満足です!
袖先です。
– ターンナップカフス
– ブラックマザーオブパールボタン
– リアルボタンホール(本開き切羽)
はい、いずれもアップチャージ不要のディテイルです!
以上です。
H様、いつも本当にありがとうございます。
心より御礼を申し上げます。
◆本日の一枚◆
今日の「1987年音源」はGREAT WHITEのOnce Bittenです。
最高傑作の誉れ高い、そして彼らの人気を決定づけた3rdアルバムですね。
確か日本の音楽誌でも前作Shot In The Dark(1986年作品)でかなりの評価を高め、本作で「超」がつくほどに絶賛されていた記憶があります。
個人的にはシンガーのJACK RUSSELおよびジャケットのアートワークでフューチャーされている美女がしている「前髪ぱっつんのロングヘア」がどうにも苦手、しっくりこなかったので当時はあまり聴きませんでしたがすごくいいアルバムですよね。
どうでもいい話ですけれど、実は今でも前髪ぱっつんのロングヘアってあまり好きではないんですよね(笑)。
ちなみに僕が最も好きなGREAT WHITEの作品はより乾いたブルースロック傾向が強まったHooked(1991年作品)です。
本作はその次に好きでしょうか?
特に冒頭の4曲とエンディングトラック9. Save Your Loveが秀逸だと思います。
JACK RUSSELのエモーショナルでセクシーなヴォーカル、派手さはないけれど懐深くタイトなバンドの演奏、ギンギラギンではないサウンドプロダクションと三拍子揃った作品です。
#jacket
#2022
LOUD GARDEN
主宰する岡田亮二は、英国の名門ブランド/ビスポークテーラーGIEVES & HAWKES/ギーヴス&ホークスの日本展開におけるチーフデザイナー/マーチャンダイザーを10年近く務めた後、国内アパレル会社と共同で自身がディレクションを行うブランド/テーラーA WORKROOM/ア・ワークルームを立ち上げ、自身の名前を冠したコレクションをフィレンツェで年2回開催されている世界最大級のメンズウェア見本市Pitti Immagine Uomo/ピッティ・イマジネ・ウォモに4シーズン出展、イタリア最大部数を誇る日刊紙Corriere della Sera/コリエーレ・デラ・セラが「注目のデザイナー」として紙面でフューチャーするなど活躍、2012年に自身が理想とする場所を作るべく完全インディペンデントとなりLOUD GARDENをオープンさせた。
自由な発想、ロックテイスト、そして、大人の色気に彩られたエモーショナルな作品群と「エキサイティングカルチャーの交差点」とでも呼びたくなるような尖った店舗は、数多くのミュージシャンや俳優、フォトグラファー、ライター、料理人といった「表現者」たちの琴線を刺激、まるでジャムセッションのような岡田との注文のやり取りに魅了された錚々たる人物たちが顧客名簿に名前を連ねている。
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