Brand new shirting collection, Apr. 2022, vol.2: Canclini

初版 2022/04/28 15:59

改訂 2022/04/28 15:59

昨日に続いて、入荷仕立ての「オーダーシャツ用新作素材」をご紹介します!

2日目の今日はいつもとは変則的にインポート素材と国産素材を合わせてご紹介します。


具体的には「独立したバンチブックを合計3冊もご用意している名門イタリアンミルCancliniの新作」と「国産の(Wrinkle Freeを除く)高機能素材とニット/ジャージ素材専用コレクションBook Ⅰの新作」です。


合計5マークと数は少ないものの素材そのものはかなりのスグレモノです!

ご来店の際にはぜひともじっくりチェックをしてみて下さい!


もちろん、引き続きお電話/e-mail/SNSでのご注文/お問い合わせも承っております。


「なかなか行けない!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひともお気軽に「ご来店なしでのご注文」をお試し下さいませ。ご注文/お問い合わせの際には「個別画像」左上に記しますFMで始まる品番でご指示下さい😌


という訳で、早速ご紹介を始めましょう。


 

まずはCancliniの新作です。

Cancliniは堂々たる風格のヘリンボン、その名も “King” のホワイトとサックスブルーが新入荷しました。


ヴォリューム感あふれるヘリンボンが演出する力強い表情、ツイル組織由来の上品な光沢、細番手素材ならではの滑らかで豊かな肌触りが魅力の逸品です。


ユーロクラシックワイドカラーなどドレッシーなデザインで作るのがおすすめです😊


では、2マークともに「個別画像」で見てみましょう。 

オーダーシャツ:¥22,000~


 

〈FM75148〉

ホワイトです。

ヘリンボンならではの独特の立体感、そしてシルクのような輝きが贅沢ですよね!



〈FM75149〉

サックスブルーです。


爽やかで知的なトーンが最高にいい具合ではないでしょうか!?

実は昨秋から、我々が「通常コレクション」と呼ぶバンチブックの新作素材にはQRコードがついています。


なだけでなく、過去に入荷した素材にもQRコードをつけました!


具体的には素材の裏面に貼られている品番シールの右端にQRコードが記されているか、品番シールの右にQRコードシールが貼られています。


↓こういった感じ↓です。

これをスマートフォンでスキャンすると。。。

↓このように↓ イメージ画像が写し出されます!!

これはなかなか優秀な機能ですよね〜〜〜!!

ご来店の際にはぜひとも試してみて下さい😉



続いてBook Ⅰの新作です。

今回入荷したBook Ⅰ向けの新作は高機能素材ではなくニット/ジャージー素材:鹿の子/カノコでした!


具体的には世界最大手のシャツテキスタイルメーカーAlbiniが紡績したスーピマコットン糸を日本国内で染色・編み立てした鹿の子になります。スーピマコットン特有の糸質によって生まれる豊かな艶としなやかな風合いが特徴です。


100% Cottonの鹿の子がかなり「手薄」になってきていたのでこの入荷は嬉しい限りです😎ちなみに鹿の子(正確には鹿の子編み)とは「緯編みで表目と裏目を縦横交互に組み合わせることで凹凸を出したニット素材」のことです。


ラコステさんを筆頭にポロシャツで多く使われているため、多くの皆さんにも馴染みがあるのではないでしょうか。

その最大の特徴は凹凸があるため普通のニット素材に比べて肌との接地面積が少なく通気性に優れている点です。


もちろんニット素材ですので高い伸縮性も持っています。


僕は鹿の子シャツは過去に2枚しか作ったことがないのですが、その快適さは筆舌に尽くし難いものがあります!


鹿の子らしいポロスタイルシャツはもちろんのこと前開きの通常のシャツスタイルで作るのもアリだと思います😉


オーダーシャツ:¥17,600~



〈FM18115〉

シック&シャープなグレイです。


今までの鹿の子コレクションにこのタイプ(細かなブラック&ホワイトで構築されたタイプ)のグレイはありませんでした!なのでとっても新鮮です😊


ポロスタイルではもちろんのこと、この品のある「顔」を活かしてドレスシャツスタイルで作ってもすごく良さそうだと思います!


 

〈FM18116〉

ブルーです。鮮やかなブルーがとってもいいですよね😉


イチオシアイテムはポロスタイルシャツです!!


 

〈FM18117〉

ネイヴィブルーです。


深みのあるネイヴィブルーがとても知的ではないでしょうか。

こちらならポロスタイルシャツよりもドレッシーなシャツの方が素敵かもしれません。ドレッシーなスタイルで作っても鹿の子ですから程よいカジュアル感には恵まれるはずです😊


 

以上です。



次回は個性豊かなBook Ⅱの新作をご紹介します💪


 


◆本日の一枚◆

今日の「1987年音源」はTHE CULTの3rdアルバムElectricです!


初期はPositive Punkなどとカテゴライズされるポストパンクな音を鳴らしていた彼らが心機一転して作り出した骨太なハードロックアルバム、RICK RUBINプロデュースの傑作ですよね!!


楽曲が優れているのはもちろんのこと、シンプルでソリッドでガッツ溢れるギター、セクシーでウェットでどこかミステリアスなヴォーカル、当時のHR/HMバンドとはちょっとテイストが違うスタイリッシュな佇まい。。。


当時の、特に本作におけるTHE CULTは極めて個性的な立ち位置にいたスーパークールなバンドでした。


次作Sonic Temple(1989年作品)も力作ですし、方向性を変えた以降の作品も秀作揃いですが、個人的には本作が圧倒的に好きかな〜?


Sonic Templeは本作に匹敵するくらいの楽曲が揃ってはいるのですが、全体的な作風がかなり大衆的というか、Electricでミュージックシーンを驚かせたような閃きにはかけている気がします。


肝心の本作ですが、まずは1. Wild Flower、2. Peace Dog、3. Lil’ Devilの冒頭3曲がサイコーです!


この3曲だけでビール10杯は飲めますね(笑)。


以降もかっこいいハードロックソングがずらりと並んでいるのですが、4曲目以降だと僕は特に6. Bad Fun、7. King Contrary Man、8. Love Removal Machine、10. Outlawが好きですね。


カヴァーですが9. Born To Be Wildもかなりいい具合にハマっています!


こういった王道のハードロックをやるには少し演奏が「アレ」な部分もあるかもしれませんが、例えば数曲で「あれれ?」と思わせるギターソロ(ほとんどのギターソロはなかなかの説得力を持っています、念のため!)があったり、時々リズム隊がドタドタっとしたりもしますが、それがより本作を生々しくワイルドにしているような気がします。


とにかくかっこいいアルバム、ガンガンに鳴らして猛スピードでドライヴしたら超絶気持ちいいでしょうね〜〜!


運転苦手ですけれど(笑)。



#2022

#Spring

#新発売

主宰する岡田亮二は、英国の名門ブランド/ビスポークテーラーGIEVES & HAWKES/ギーヴス&ホークスの日本展開におけるチーフデザイナー/マーチャンダイザーを10年近く務めた後、国内アパレル会社と共同で自身がディレクションを行うブランド/テーラーA WORKROOM/ア・ワークルームを立ち上げ、自身の名前を冠したコレクションをフィレンツェで年2回開催されている世界最大級のメンズウェア見本市Pitti Immagine Uomo/ピッティ・イマジネ・ウォモに4シーズン出展、イタリア最大部数を誇る日刊紙Corriere della Sera/コリエーレ・デラ・セラが「注目のデザイナー」として紙面でフューチャーするなど活躍、2012年に自身が理想とする場所を作るべく完全インディペンデントとなりLOUD GARDENをオープンさせた。
自由な発想、ロックテイスト、そして、大人の色気に彩られたエモーショナルな作品群と「エキサイティングカルチャーの交差点」とでも呼びたくなるような尖った店舗は、数多くのミュージシャンや俳優、フォトグラファー、ライター、料理人といった「表現者」たちの琴線を刺激、まるでジャムセッションのような岡田との注文のやり取りに魅了された錚々たる人物たちが顧客名簿に名前を連ねている。

http://loudgarden.com/

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