Introducing new bunch book collection for 2022 Spring/Summer. vol.16: Piacenza 3-2 Sensorial
初版 2022/05/26 17:17
改訂 2022/05/26 17:17
前回に引き続いて新作バンチブックをご紹介します!
今回はPiacenzaのSensorialというバンチブックです。
前回ご紹介した通り、Piacenzaは実に1600年代まで歴史を遡ることが出来る(具体的には日本で徳川家光が江戸幕府3代将軍に就任した1623年には既に毛織物商を営んでいた記録が残っているそうです!?)「現存する世界最古」のミル、1913年にCashmereを初めてイタリアに伝えたといわれることを筆頭に数々の逸話を持つ超名門ミルです。
これも前回ご紹介しましたが、今回Piacenzaのバンチブックを急遽3冊手配することが出来ました。
という訳で、前回から3日回連続(の予定)でじっくりその内容をご紹介しております!
2回目である今日ご紹介するSensorialは同クオリティのラグジュアリーな無地素材が実に42カラーもコンパイルされている魅惑のプレーンコレクションです。
HFWやHolland & Sherryにも見事なプレーンコレクションが存在しますが、このSensorialも相当に強力です!
というか、上記の2社がUKマーチャントなのに対してPiacenzaはイタリアンミルなのでカラーリングに関してはこのSensorialが最も美しいかもしれません!!
溜め息が出るほどに美しい42マーク、ご来店の際にはぜひともじっくりご覧になって下さいませ。
もちろん引き続きお電話/e-mail/SNS等でのご注文/お問い合わせも大歓迎で承っております。
例えば、「ネイヴィブルー系のトップスに合わせるならピンク3カラーの中ではどれがオススメ?」といったご質問等がありましたらどうぞお気軽にお申し付け下さいませ。
すぐにご回答や分かりやすい画像をお送りする等いたします!!
という訳で、早速ご紹介しましょう。
↓こちら↓ です。
前回ご紹介したCelebrationとほぼ同じレッドですが、こちらは高級感あふれるエンボス加工が施されたマットな質感のレザー風「側」ですね!
Celebrationの「側」はコレクションの特性を反映して若干のラメ加工をしたシャイニーな表面でした。芸が細かいですね😊
さて、肝心の内容ですが、上述の通りSensorialは全42カラーが同クオリティです。
具体的にはクリアカットのツイル(綾織)組織でコンポジションは100% Wool(230g)、細番手素材ならではの滑らかな肌触りと品のある光沢が見事なオールシーズン着用可能素材(日本においては「盛夏のみ冷房が効いているシチュエーション前提」という条件付きでのオールシーズン」といった感じでしょうか)です。
もちろん「上述した&これから実際に見ていただくカラーリングの素晴らしさ」も白眉です!
加えて、SensorialにはNatural Stretch機能とAnti Crease機能が付加されているのも嬉しい限りです。
Piacenzaが “A new tradition” と銘打つのも納得の素晴らしい素材だと思います。
では、具体的に見ていきましょう!
まず、冒頭に収録されているデニム風の ↓こちら↓ から!
非常にきめ細かで繊細な素材というのがお分かりいただけると思います。
が、実物は、(僕が拙い技術で撮った)この画像の1.5倍増しで素敵です😉
その真偽の程はぜひとも店頭にてご確認下さい😉😉
では、引き続き「7マーク1セットの画像6連打」で全42マークをご紹介します。
冒頭のデニム風を含めたブルー系です。
ハンサムなブルーのグラデーションが見事ではないでしょうか!?
1番下のみブラックになります😊
ベイジュとグレイ系です。
どれもすごくキレイですよね!
僕は上から2番目のメランジのベイジュが特に気になっています。
その上のオフホワイト、その下のブラウンベイジュも素晴らしいカラーだと思います😊
パープルとピンク、そしてレッド系です。
どれも本当に高貴な美しさを放っていますよね〜!
下から2番目は深いワインレッドです🍷
このカラーも素晴らしいと思います。
グリーンとオレンジ系です。
ここ最近オレンジにムラムラきている(笑)ので、個人的には下3マークが特に気になるのですが、上のグリーンも素晴らしいカラーリングではないでしょうか!?
ブラウン系です。
上品なブラウンがとってもかっこいいですよね!
今よりもっともっともっともっと裕福だったら全カラーでボトムスを作っておきたいですね〜〜😎
イエローとブルー系です。
パキッとしたイエロー、探すとなかなか見つからないであろう鮮やかなブルー。
「トリ」だけはある、とってもナイスな7マークではないでしょうか!?
そしてこのバンチブック、ブルーで始まってブルーで終わるというストーリーもいいですよね。
「あれ?」と思ってまた冒頭に戻りたくなる、なんともうまい「仕掛け」が成立していると思います。
以上です。
前回に引き続いてもう少し深い解説を加えたかったのですが「貧乏暇なし」ですのでこれくらいにとどめさせて下さい(汗)。
でも、本当に秀逸な美しいコレクションに仕上がっていますのでぜひともご来店の際には見てやって下されば幸甚です😌
次回はPiacenzaの本領が更に発揮されている超ハイクオリティなサマーカシミアコレクションAlashan Breezeをご紹介予定です!
◆本日の一枚◆
今日も学生時代の音楽アルバイト仲間I君が立ち寄ってプレゼントしてくれた木暮 “shake” 武彦の「サイン入りBirthday Song(2020年作品)」に身を委ねようと思います!
RED WARRIORS時代の名曲12曲をセルフカヴァーした、聴けば聴くほどもっと聴きたくなる魔法のようなアルバムです。
おとといだったかな、このDiaryにも書いたけれど素晴らしい仕上がりなので時が来たら第2弾もお願いしたいですよね!
個人的には、本作のスタイルでShock Me、Monkey Dancin’、Never Give Up、Golden Daysあたりも聴いてみたいなぁと思っています。
#2022
#Spring
#生地
LOUD GARDEN
主宰する岡田亮二は、英国の名門ブランド/ビスポークテーラーGIEVES & HAWKES/ギーヴス&ホークスの日本展開におけるチーフデザイナー/マーチャンダイザーを10年近く務めた後、国内アパレル会社と共同で自身がディレクションを行うブランド/テーラーA WORKROOM/ア・ワークルームを立ち上げ、自身の名前を冠したコレクションをフィレンツェで年2回開催されている世界最大級のメンズウェア見本市Pitti Immagine Uomo/ピッティ・イマジネ・ウォモに4シーズン出展、イタリア最大部数を誇る日刊紙Corriere della Sera/コリエーレ・デラ・セラが「注目のデザイナー」として紙面でフューチャーするなど活躍、2012年に自身が理想とする場所を作るべく完全インディペンデントとなりLOUD GARDENをオープンさせた。
自由な発想、ロックテイスト、そして、大人の色気に彩られたエモーショナルな作品群と「エキサイティングカルチャーの交差点」とでも呼びたくなるような尖った店舗は、数多くのミュージシャンや俳優、フォトグラファー、ライター、料理人といった「表現者」たちの琴線を刺激、まるでジャムセッションのような岡田との注文のやり取りに魅了された錚々たる人物たちが顧客名簿に名前を連ねている。
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