万盛玩具 発火石 スペースガン

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そしてとうとうスペースガンの時代に突入。
発火石で火花を散らすタイプや大きな音と共に銃身が動くものなど様々なスペースガンが生み出され、カラフルなまさにカラーテレビの登場に合わせてか、ブリキのピストルも派手さを競うようになる。
典型的なスペースガン。HAJIと刻印されているので万盛玩具の製品。
やや小振りなスペースガン。宇宙空間にロケットが飛び、乗組員が描かれているので、このパイロットの銃という設定。
もう一つは同型のデザイン違い。こちらは宇宙ステーションのようにも見える。宇宙遊泳してるのね。
同型デザイン違い。つまり、金型が同じだが、彩色で様々なパターンを生み出し、同型で色々なデザインのスペースガンが生み出される。平玉、巻玉のときには黒一色だったが、スペースガンの特徴のひとつに「同型デザイン違い」という楽しみ方がある。
スペースガンの特徴は発火窓があり、そこに発火石が火花を散らすというギミックがスタンダード。デザインは宇宙人と戦う設定で飛行士やロケットなどが描かれている。この頃宇宙開発が盛んで、SF映画も宇宙モノが大量に制作された事で、ちびっこたちのヒーローはカウボーイから宇宙飛行士に変化する。敵もインディアン(アメリカ白人から見た敵)から宇宙人へと変わる。
そしてもう一つの特徴はブリキ玩具が輸出用として人気があったので、メーカーロゴとMADE IN JAPANの文字は必ず刻印されている。粗悪な中国製品と区別する意味もある。

#ブリキ #スペースガン #SF映画

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