Metallica/Metallica

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Artist/Metallica
Release:1991
通称「ブラックアルバム」と呼ばれるこの作品で、メタリカは音楽指向性を全く変更した。
従来のスラッシュメタルと呼ばれたパワーと疾走感を前面に出し、複雑な構成と変拍子を多用したプログレッシブな構成の曲作りを辞め、作品はシンプルでグルーブ感を強調したものとなった。
本作は全米1位など大ヒットとなり、メタリックはこの作品でビックバンドの仲間入りとなった。
勝てば官軍、アルバムは世界で名作と評価されるに至った。
しかしながら、作品の内容は非常に退屈で、聴き込むとすぐに飽きてしまうような凡作になってしまった。
確かに、”Enter Sandman”はかっこいい曲だし、歌い上げるようになったジェームスのボーカルは素晴らしい。
しかしながら、アルバム全体を通して聴くと、マンネリ感が強くなり、どうしても好きになれない。
グランジブームの影響を受けての方向転換でかることは明白だか、本来のバンドの骨格を見失っている。

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