「キャプテン」の谷口タカオ②

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主人公谷口タカオは、第1次キャプテン。ポジションは三塁手、のちに投手を兼任。

野球の名門である青葉学院から転校してきたために皆に期待されるが、実は2軍の補欠だった。

当初は卑屈な面があったが、父親の叱咤と協力を受けてレギュラーに匹敵する実力をつけようと陰で努力を続け、その姿勢をキャプテンに見込まれ墨谷二中のキャプテンとなる。

控え目な性格から当初は決断力に欠け判断を誤ることもあったが、やがてキャプテンシーを開花させ、過酷なスパルタ練習で墨谷を青葉学院と互角の戦いをできるチームにまで鍛え上げる。

真摯な努力と弱い面を見せる人間臭い姿が部員に受け入れられ、また読者の共感を得たと思われる。

'82.6.4の日付がある。オークションで入手。

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