「あした天気になあれ」の向太陽②

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主人公向太陽は中学生でゴルフを始めた。

早くに父親を亡くし、母トミ子は食堂「あづまや」(午前4時には客が一杯になっている描写があることから、夜間食堂)を経営している。弟に武二(たけじ)、攻三(こうぞう)、妹に糸子(いとこ)がいる。

心からゴルフを愛しており、ゴルファーとしての才能にも恵まれている。努力も怠らない。しかし精神的にはまだ未熟な様子が多く、試合の中で何度も心折れそうになるも、持ち前の明るさとガッツで克服し、トッププロへと成長していく。

前述の通り、精神的な動揺からスコアを崩すことが多々あり、そこから驚異的な粘りと果敢な攻めで追い上げていくパターンが多い。いわゆるスロースターターである。

ホームが河川敷コースであることから、ラフやトラブルショットがうまい。

大食漢であり、試合中にも食事をしないと倒れてしまうほどである。

2021年松山英樹(マスターズ)が日本人男子プロで初めてメジャー大会を制した記憶が新しいが、実は向太陽がJ・ニクラウスとの死闘の末全英オープンを制している。

'05.4の日付あり。オークションで入手。

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