君の名は。
英題:Your Name.
物語的にいろいろ引っかかる部分はあるものの、色彩と音楽で怒涛のように押し流して、映画館を出たときには「あー気持ちよかった」となる作品。個人的には「引っかかり」が自分の興味ある分野なんで、あんまり夢中にはなれなかったんですが。でもヒットするのも納得の面白さ。見方によっては「2015年―2016年の情報洪水傑作群」に入るかもしれない。
パンフレットは、実はこれ、「ヒットしてから」作られたもの。表紙に「vol.2」って書いてある。だもんで、ちょっと小さ目、でも製本してあるしっかりタイプ。すでに鑑賞ずみのひとから監督へのQ&Aまで載ってたりする親切設計。
でも、キャラや背景の写真は少な目。ヒットしてるんだから、別に要らないでしょ、見たければ劇場へどうぞ、ってわけでもないんだろうけど。個人的には無駄にヤらしい奥寺先輩のショットをたくさん載せてほしかった。