ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15/ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73『皇帝』」CD盤

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「ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15」
指揮:ラファエル・クーベリック
演奏:フィルハーモニア管弦楽団
ピアノ:ワルター・ギーゼキング

「ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73『皇帝』」
指揮:アルトゥール・ローター
演奏:ベルリン放送管弦楽団
ピアノ:ワルター・ギーゼキング

「皇帝」は大戦下ドイツのマグネトフォンによる実験的なステレオ録音。録音日は1945年1月23日。降伏する4ヶ月ちょっと前。この頃から時期録音によるステレオ録音が研究されていた、音源が残っていることに驚きだが、何よりも驚くのが「高射砲を撃つ音」がパックされているのである。頭上を連合軍の戦闘機、爆撃機が飛びいつ自分たちのホールに爆弾が落ちてくるかわからない。そんな極限の状態で録音された「皇帝」なのである。

#CD

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