アナログ生活14 〜黒船ならぬ「銀船」〜
「スーパー・オーディオ・CD」その存在を知ったのは2018年の暮れだったろうか。父親からノラ・ジョーンズの「Come Away With Me」を借りてふと裏面を見たら「SACD」と書いてあった。「これは何ぞや??」と調べたところ「スーパー・オーディオ・CD」という高音質なんだけど対応のプレーヤーがないとSACD層は聴けない何とも不便なCDだと言うことが分かった。まあ、その頃はアナログがメインで、ディジタル・ソフトは後回しだった。それから月日は過ぎて、去年からCDの良さに気づき始め。CDソフトが増え、就職し自分で金を稼ぐようになったので、夢の存在であったSACDプレーヤーを購入したのである。 DENONのデザインがすごく気に入ってて、最初のSACDプレーヤーはDENON製を買うと決めていた。ネットをかなり漁ったね。息抜きにふら〜っと行きつけのハードオフに行ったら「DENON DCD 1500AE」が3諭吉と3英世で売ってるではないか(爆)。これはもう、冬の”ぼーなす”で買うしかないと。ついに出た出たやっと出たんで買いました。もう去年の出来事。導入して半年以上経った。 その日のうちに、SACDを買いにタワレコへ。かなり悩んで↑と1stアルバムをチョイス。アナログでも持ってるんだけど、元から音が良いんだよね。結局、どちらも音が良くてよくわからないと言う結末に(ごめんなさいStereo Soundさん)。 普通のCDを聴いても音が良い。「今まで聴いてきた音は何だったのか」と思ってしまった。アンプも「PMA 2000Ⅱ」を導入した事により、さらに良くなった。パワーが全然違う。 同じCDを「RP-91」と「DCD 1500AE」で聴き比べてみると、「RP-91」はゴリゴリで音そのものをダイレクトに聴かせてくれる。ただ、レンジは狭い。ロック、ポップス向き。モノラル音源もいいかな。「DCD 1500AE」はしなやかで品のある音。角を丸くしてくれる。ロックを聴くと大人しくなってしまう。フォーク・ロックとかは良いんだけど、激しいものをプレイしてみると音が綺麗すぎて「アレっ?」。やっぱりロックの「荒々しい」部分も再現しないと。全然ダメではないが、「エレキだ ベースだオラオラオラ‼️」っていう音源の再生は少し苦手かも知れない。音は十分に良い。クラシック、ジャズ等の再生はバッチ・グゥー。 #コレクションログ